保健福祉学部栄養学科Department of
Nutritional
Science

卒業生インタビュー

Interview File.01

  • 蒲原 あかり さん
  • 保健福祉学部 栄養学科 2017年卒
  • 勤務先:備前市役所保健課健康係

Q.現在の仕事について教えてください。


A.乳幼児健診や離乳食教室・ボランティアの人材育成などを行っています。

乳幼児健診の母子への栄養相談では、個々に合った課題解決にむけて具体的な方法で提案をできるように、保護者に寄り添うように心掛けています。そして、保護者から「来て良かった」「ありがとう」と言っていただけることが何よりやりがいを感じ、うれしい瞬間です。市民に寄り添って、食生活や健康など、一緒に考えられる管理栄養士となれるようこれからも向上心をもって励みたいです。

Q.学生時代に印象に残っていること、今の仕事に生きていることは。


保健福祉学部の3学科の学生が様々な視点から議論する授業では、社会に出て必要な多職種とのコミュニケーションや連携を学ぶことができるとても印象的な演習でした。正に、現在、保健師・助産師・保育士の方々と一緒に仕事をする中で、お互いの視点に立ち理解しあう必要があるので、この演習から学んだことが生かされていると感じています。
岡山県立大学では、社会に出て役に立つ勉強や活動がたくさんできると実感しました。

Interview File.02

  • 村上 智子 さん
  • 保健福祉学部 栄養学科 2016年卒
  • 勤務先:心臓病センター榊原病院

Q.現在の仕事について教えてください。


A.病院食の献立作成や栄養指導を行っています。

病院食の献立作成や発注業務、集団・個別の栄養指導を行っています。献立作成では病客様から、「病院食を食べながら勉強しています。今後の参考にします。」と言っていただけると、大変嬉しく思います。栄養指導では、家族構成や年齢、生活背景の異なる様々な病客様それぞれの食生活に合わせた具体的な指導ができるように心がけています。そのためには、幅広い知識とアイデアが必要であり、日々学びながら、少しでも喜んでいただけるような指導が出来ればと思っています。指導後には、「良い話が聞けて良かった」と言っていただき、管理栄養土としての仕事にやりがいを感じています。

Q.学生時代の印象的な出来事を教えてください。


A.病院実習での貴重な経験が印象的でした。

座学では学べない貴重な経験ができた病院実習が一番印象に残っています 。私は管理栄養士を目指した時から、病院の管理栄養士になりたいと思っていましたが、実習に行くまでは漠然としたイメージしかありませんでした。しかし、実際の現場での患者さんとの関わりの中で、涙を流して喜んでくださっている姿や普段食事が食べられなかった方が美味しいと言って食べてくださる様子を見て、管理栄養士としての仕事に魅力を感じ、改めて、病院で働き一人でも多くの方と関わりたいと思いました。

Interview File.03

  • 山下 茉奈美 さん
  • 保健福祉学部 栄養学科 2013年卒
  • 勤務先:岡山県立早島支援学校/栄養教諭

Q.仕事のやりがいや喜び、大切にしていることを教えてください。


A.子どもたちに「食べる楽しさ」を知ってもらいたい。

学校給食の管理、食に関する指導を行っています。担当は私1人なので、判断に迷うこともありますが、調理員の方々と連携して作った給食を通じて、子どもたちに「食べる楽しさ」を知ってもらえるよう、日々取り組んでいます。子どもたちが笑顔でおいしく食べている姿を見るとき、喜びを感じますし、「先生、お皿ピカピカになったよ!」と声をかけてくれることもあります。調理員さんは実際に食べる様子を見ることができないので、私から子どもたちの様子を伝え、共に作っていくということを意識しています。入学時に嫌いで食べられなかったものが、工夫して調理することで食べられるようになることもあり、それもこの仕事の醍醐味です。

Q.学生時代に印象に残っていること、今の仕事に生きていることは。


A.同じ志を持った仲間の存在が心の支えになっています。

教育実習で食に関する指導の経験をさせていただいたことが強く心に残っています。栄養教諭は子どもたちの体と心をつくる給食を教材に食事の大切さを伝えるやりがいのある仕事だと感じました。また、同じ志を持った仲間の存在はとても大きく、共に実習に向けて準備をしたり、お互い励ましあったりしたことで前向きに取り組むことができました。それは、仕事をしている現在も変わらず、心の支えになっています。