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入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)(大学院)

本学大学院は、専門分野における課題を提起してそれを解決し得る研究能力を持つとともに、専門職としての高度な知識・技術を身に付けることにより、社会においてリーダーとして活躍できるグローバル人材の育成を目指しています。この観点から、各専攻分野に関する学力と柔軟な思考力、豊かな人間性を備え、学術研究に意欲的に取り組む人材を国内外から広く受け入れます。
各研究科の入学者選抜における選抜方法及び評価基準については、以上の選抜の方針をふまえた上で、専攻ごとの入学者受入れの方針に示されます。

保健福祉学研究科

保健福祉学研究科は、保健・医療・福祉分野の専門職としての深い知識と卓越した能力を身に付け、各分野の課題を提起し、それを解決し得る研究能力を持つとともに、広く健康社会の発展に貢献できる研究者あるいは高度専門職業人を育成します。

このため各専攻ではアドミッション・ポリシーに示す入試を実施し、広く国内外からの学生を選抜しています。

看護学専攻(博士前期課程)

看護学専攻(博士前期課程)は、学際的で高い看護の専門的知識と基礎的な研究能力を活かして、保健医療福祉分野における課題を解決し、国内外の看護における実践・教育・研究の場で社会のニーズに応え、貢献できる人材の育成を目指しています。また、保健師養成課程を有しています。

したがって、看護学分野の広範な知識・思考力・判断力や豊かな人間性と倫理観を持ち、主体的に看護学分野の研究に取り組む意欲ならびに看護を科学的、論理的に考究する態度を身に付け、海外や地域で学ぶことにより、英語を含む十分なコミュニケーション力と看護実践力を修得した人を求めます。

本専攻では、外国語(英語)の筆記試験、看護学分野の専門知識と思考力・判断力を評価する口述試験による学力検査、人物、看護実践力、ならびに研究意欲を評価する面接試験を行います。

栄養学専攻(博士前期課程)

栄養学専攻(博士前期課程)は、食品の機能や臨床栄養などの人の健康に関連した栄養学的な諸問題を解決できる優れた専門性を備えるとともに、豊かな創造力と問題解決能力を身に付け、社会のニーズに応えることができる人材の育成を目指しています。

したがって、栄養学分野の広範な知識・思考力・判断力や豊かな人間性と倫理観を持ち、主体的に栄養学分野の研究に取り組む意欲ならびに栄養を科学的、論理的に考究する態度を身に付け、海外や地域で学ぶことにより、英語を含む十分なコミュニケーション力を修得した人を求めます。

本専攻では、外国語(英語)の筆記試験、栄養学分野の専門知識と思考力・判断力を評価する口述試験による学力検査、人物ならびに研究意欲を評価する面接試験を行います。特別入試(社会人、外国人留学生)では、外国語(英語)の筆記試験と人物ならびに研究意欲を評価する面接試験を行います。

保健福祉学専攻(博士前期課程)

保健福祉学専攻(博士前期課程)は、保健福祉学の理論と技術を修得する組織的な教育研究を行い、保健福祉に関連した臨床や政策の諸問題を解決できる優れた専門性を備えた人材の育成を目指しています。

したがって、保健福祉学分野の広範な知識・思考力・判断力や豊かな人間性と倫理観を持ち、主体的に保健福祉学分野の研究に取り組む意欲ならびに保健福祉を科学的、論理的に考究する態度を身に付け、海外や地域で学ぶことにより、英語を含む十分なコミュニケーション力を修得した人を求めます。

本専攻では、外国語(英語)の筆記試験、保健福祉学分野の専門知識と思考力・判断力を評価する口述試験による学力検査、人物ならびに研究意欲を評価する面接試験を行います。特別入試(社会人)では、保健福祉学分野の専門知識と思考力・判断力を評価する口述試験による学力検査、人物ならびに研究意欲を評価する面接試験を行います。特別入試(外国人留学生)では、外国語(英語)の筆記試験と、人物ならびに研究意欲を評価する面接試験を行います。

保健福祉科学専攻(博士後期課程)

保健福祉科学専攻(博士後期課程)は、人間が抱える諸問題に関して、生命や栄養、看護、福祉など各方面からアプローチし、深い倫理観と総合的な判断力をもって、問題の解決策を提案できる高度な見識を備えた各専門職領域の実践者、指導者、研究者及び教育者の育成を目指しています。

したがって、保健・医療・福祉分野の広範な知識・技能とともに深い倫理観と総合的な思考力・判断力を持ち、高度な学問的見識や英語を含む十分なコミュニケーション力を修得し、海外や地域における保健福祉問題を掘り起こして、その対策を立案する意欲のある人を求めます。

本専攻では、外国語(英語)の筆記試験と、修士論文と研究計画書に基づいて専門知識やそれに基づく思考力・判断力、意欲、人物を評価する面接試験を行います。

情報系工学研究科

情報系工学研究科が学位授与の方針に掲げる人材を育成するために、国内の学生のみでなく、社会人あるいは海外からの学生を選抜できるように博士前期課程及び博士後期課程のアドミッション・ポリシーに示す入試を実施しています。

システム工学専攻(博士前期課程)

システム工学専攻(博士前期課程)は、ディジタル革新による未来創造社会の発展を支えるため、電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で、地域産業の振興をリードできる高度な専門技術者の育成を目指しています。

したがって、電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で求められる基礎知識・論理的思考力・表現力、主体的に研究に取り組む態度と意欲、専門分野に関する英語を含むコミュニケーション力を身に付けた人を求めます。

システム工学専攻(博士前期課程)では、上記のような学生を多元的な評価尺度で選抜するために、夏季募集、秋季募集、冬季募集を実施します。

夏季募集では、学力検査(数学)により電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で求められる基礎知識・論理的思考力・表現力を評価し、TOEICテストのスコアによりグローバル人材としての適性を評価し、面接及び書類審査によりコミュニケーション力及び主体的に研究に取り組む態度を評価します。

秋季募集、冬季募集では、面接(英語、数学及び専門分野に関する口頭試問を含む。)及び書類審査により専門分野で求められる基礎知識・論理的思考力・表現力、コミュニケーション力、主体的・協調的に研究に取り組む態度を評価します。

システム工学専攻(博士後期課程)

システム工学専攻(博士後期課程)は、ディジタル革新による未来創造社会の多様な要請に応えるべく、専門分野において、理論や技術を深く修得し、新たな問題を発見し解決することによって、既存の枠組みにとらわれない総合的・先端的知識や技術を切り開くことができる技術者、研究者の育成を目指しています。

したがって、電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の専門分野において、理論や技術を修得し、英語によるグローバルな情報を収集し、発信する能力や、主体的に研究課題を発見し、解決に導く過程をマネジメントする態度と意欲を持つ人を求めます。

システム工学専攻(博士後期課程)では、上記のような学生を社会人及び海外からも選抜するために、夏季募集、冬季募集、秋入学募集及び海外特別学生募集を実施します。

夏季募集、冬季募集及び秋入学募集では、学力検査(専門科目)により専門分野における知識・思考力・表現力を評価し、学力検査(外国語(英語))によりグローバルに情報を収集及び発信する能力を評価し、面接及び書類審査により研究活動に対する実績、意欲、主体性、協調性、マネジメント力を評価します。

海外特別学生募集では、面接(外国語(英語)、専門分野、修士論文及び研究計画に関する口頭試問を含む。)により、専門的知識・論理的思考力・表現力、情報の収集・発信能力、研究活動に対する実績、意欲、主体性・協調性、マネジメント力を評価します。

デザイン学研究科

デザイン学研究科は、問題の本質を情報分析に基づく幅広い知識により、計画・設計し、感性と技術によりカタチにする表現を行います。

問題解決に結びつけるグローバルな視野と感性を持ち、地域社会を的確にとらえ時代の変化を洞察することで、将来予想される問題を優れたデザインの創出により解決し、豊かで新しい便利な生活と文化に寄与できる人材の育成を目指しています。

デザイン学研究科では上記記載の人材を国内のみでなく海外からも選抜できるよう、秋季募集と冬季募集においてそれぞれ一般入試と特別入試を実施し、各専攻のアドミッション・ポリシーに示した選抜を行っています。

デザイン工学専攻(修士課程)

デザイン工学専攻は、地域社会と産業界の要請に応えられる、高度な専門的知識・技能・技術をベースにした総合的な思考力を有する高度専門職業人として多様な価値創造が可能なデザイナー及び研究者の育成を目指しています。

デザイン工学専攻では教育目標に掲げる人材を育成するために、幅広い分野において、知識に基づく多面的な思考力・判断力・表現力を身に付け、既成概念にとらわれず、個性的で、物事の本質を観ようとする自主性を求めます。

特に、最新技術と伝統との融合による総合的なデザイン力を持ち、地域や社会の持続的発展に貢献しようとする強い意欲を求めます。

また、国際的な視野と感覚を持ち、高度専門職業人に求められる高い倫理観などの素養を身に付けていることを求めます。

一般入試・特別入試ともに、小論文により幅広い分野において、知識に基づく多面的な思考力・判断力を評価し、作品及びポートフォリオにより、計画力、技術、表現力を評価します。

また、面接により、国際的な視野と感覚を持ち、高度専門職業人に求められる高い倫理観などコミュニケーション力、主体的・協調的に研究に取り組む態度を評価します。

造形デザイン学専攻(修士課程)

造形デザイン学専攻は、デザインの専門知識と技能、技術を活用して論理的思考に基づき、新たな造形デザイン構築において諸問題を総合的な視点から解決し、社会に貢献することのできる高度専門職業人及び研究者の育成を目指しています。

造形デザイン学専攻では教育目標に掲げる人材を育成するために、幅広い分野において、知識に基づく多面的な思考力・判断力・表現力を身に付け、造形や構成などの特性を、柔軟な発想と集積した知識によって分析し、独創的なデザイン力を身に付けていることを求めます。

特に主体性と問題意識を持って造形デザインが担うべき役割を探求する態度を持ち地域や社会の持続的発展に貢献しようとする強い意欲を求めます。

また、国際的な視野と感覚を持ち、高度専門職業人に求められる高い倫理観などの素養を身に付けていることを求めます。

一般入試・特別入試ともに、小論文により幅広い分野において、知識に基づく多面的な思考力・判断力を評価し、作品及びポートフォリオにより、計画力、技術、表現力を評価します。

また、面接により、国際的な視野と感覚を持ち、高度専門職業人に求められる高い倫理観などコミュニケーション力、主体的・協調的に研究に取り組む態度を評価します。