現代福祉学科 カリキュラム・資格
授業内容の紹介
ソーシャルワーク演習Ⅰ
基本的なコミュニケーション能力を習得しながら、実践的なロールプレイ等を通して、社会福祉士に求められるソーシャルワークの知識と技術を学びます。
精神保健ソーシャルワーク演習Ⅰ
精神保健上の問題に苦しむ人々や精神障害者が抱える困難感や課題等について理解し、演習形式で具体的な支援方法を討議しながら実践的に学びます。
スクールソーシャルワーク演習
児童虐待、貧困、不登校、いじめ、学習などで困っている子どもとその家庭を、学校現場から支援するスクールソーシャルワーカーの知識と技術を学びます。
国際福祉論
スウェーデン、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、韓国の福祉政策とソーシャルワークについて、講義、各国の福祉現場の映像、そしてアクティブラーニングを通じて実践的に学びます。
福祉のまちづくり政策論
福祉のまちづくり政策について、高齢者、障がい者の生活環境整備から具体的に理解を深め、地域生活の基盤整備の重要性について学びます。
介護ロボット論
介護ロボットの起源や基礎、介護福祉現場への導入におけるアセスメントと活用、関連技術者や他種職との連携等について学びます。
チームガバナビリティ演習
看護・栄養・現代福祉の3学科の学生と教員が一堂に会して、クライエントに最大限に貢献するための多専門職の連携について、実践的に学びます。
動画
現代福祉学科 ソーシャルワーク演習
現代福祉学科 ソーシャルワーカーが求められている理由―多様なニーズの利用者の増加と求められる高い援助力―
カリキュラム
●全学の共通教育科目群
大学で学ぶ | 人文・社会科学要論 | 心理学 |
経営学 | 法学 | 自然科学要論 |
生物学 | コンピュータ演習 | 健康科学要論 |
健康心理学 | English Language Program1~4 | ドイツ語 |
フランス語 | 中国語 | 韓国語 |
社会連携要論 | 地域資源学 | 地域創生演習 |
キャリアデザイン | フレッシュマンセミナ一 など | English Language Program5・6など |
●専門共通科目群
現代福祉入門 | 社会学と社会システム | 社会福祉の原理と政策Ⅰ |
医学概論 | ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅰ | 人間関係形成とコミュニケーション |
社会保障Ⅰ | ソーシャルワークの基盤と専門職Ⅱ | 海外研修(保健福祉学) |
地域福祉と包括的支援体制Ⅰ | 福祉産業論 | 高齢者福祉 |
身体機能と障害 | 知的発達と障害 | サービスマーケティング論 |
基礎ゼミナール | 権利擁護を支える法制度 | 福祉サービスの組織と経営 |
現代の精神保健の課題と支援Ⅰ | チームガバナビリティ演習 | 専門ゼミナール |
研究ゼミナール | 地域保健福祉演習 | フードビジネス学 |
未来型プロジェクト〈食〉 |
コース選択
●専門分野
社会福祉学コース(2年次~4年次) | ||
福祉行政・スクールソーシャルワーク科目群 | ||
児童・家庭福祉Ⅰ・Ⅱ | 障害者福祉 | 社会保障Ⅱ |
国際福祉論 | 社会病理学 | 発達心理学 |
家族福祉論 | 国際家族政策論 | 貧困に対する支援 |
社会福祉の原理と政策Ⅱ | 社会福祉調査演習 | 福祉のまちづくり政策論 |
地域福祉と包括的支援体制Ⅱ | 教育社会学 | 社会福祉調査の基礎 |
スクールソーシャルワーク論 | スクールソーシャルワーク演習 | スクールソーシャルワーク実習指導 |
スクールソーシャルワーク実習 |
ソーシャルワーク科目群 | |
ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ | ソーシャルワーク演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ |
ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ | ソーシャルワーク実習 |
医療・精神保健ソーシャルワーク科目群 | ||
生活とエルゴノミクス | 保健医療と福祉 | 刑事司法と福祉 |
精神保健福祉の原理Ⅰ・Ⅱ | 精神障害リハビリテーション論 | 精神保健福祉制度論 |
精神医学と精神医療Ⅰ・Ⅱ | 現代の精神保健の課題と支援Ⅱ | 臨床心理学 |
精神保健ソーシャルワークの理論と方法Ⅰ・Ⅱ | ソーシャルワーク演習Ⅳ | 精神保健ソーシャルワーク演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ |
精神保健ソーシャルワーク実習指導Ⅰ・Ⅱ | 精神保健ソーシャルワーク実習 |
介護福祉マネジメント学コース(2年次~4年次) | ||
健康科学科目群 | ||
人体の構造と機能 | 老年科学 | 老年医学 |
認知症論 | 認知症ケア論 | 運動・リハビリテーション学 |
薬理学 | ヒューマンケア心理学演習 | 医療的ケア演習 など |
介護福祉学科目群 | ||
介護原論Ⅰ・Ⅱ | 生活支援技術Ⅰ~Ⅵ | 多文化介護論 |
コミュニケーション技術Ⅰ・Ⅱ | 福祉用具の活用技術と理論 | 介護過程Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ |
家政学演習 | 住環境科学演習 | 介護総合演習Ⅰ〜Ⅳ |
リーダーシップ演習 | 介護管理 | 介護福祉実習Ⅰ(高齢・障がい) |
介護福祉実習Ⅱ(介護過程展開) | 介護福祉実習Ⅲ(障がい者支援施設) | 介護福祉実習Ⅳ(地域) など |
マネジメント学科目群 | ||
介護ロボット論 | 介護データマネジメント演習 | 介護施設デザイン演習 |
経営戦略論 | 施設会計演習 | 海外介護プロモーション |
コース選択
1年次の年度末に社会福祉学コース(上限35名)、介護福祉マネジメント学コース(上限10名)のいずれかを選択します。
資格取得について
社会福祉学コースと介護福祉マネジメント学コースでは、以下の資格が取得可能です。
社会福祉学コース (上限35名)
●社会福祉士国家試験受験資格のみ(上限35名)
●社会福祉士国家試験受験資格 + 精神保健福祉士国家試験受験資格(上限10名)
●社会福祉士国家試験受験資格 + スクールソーシャルワーカー認定資格(上限10名)
上記の他に、社会福祉学コースでは、以下の任用資格が取得できます。
- 児童福祉司任用資格
- 身体障害者福祉司任用資格
- 知的障害者福祉司任用資格
- 社会福祉主事任用資格
- 児童指導員任用資格
- 家庭相談員任用資格
なお、精神保健福祉士国家試験受験資格及びスクールソーシャルワーカー認定資格については、本学では単独での資格取得のための科目履修は認められません。
介護福祉マネジメント学コース (上限10名)
●介護福祉士国家試験受験資格(上限10名)
上記の他に、介護福祉マネジメント学コースでは、以下の任用資格が取得できます。
- 社会福祉主事任用資格
資格について
社会福祉学コースで取得可能な資格
社会福祉士国家試験受験資格の取得
社会福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」で位置づけられた社会福祉業務に携わる人の国家資格です。「社会福祉士及び介護福祉士法」には「社会福祉士とは、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行うことを業とする者」と規定されています。
精神保健福祉士国家試験受験資格の取得
精神保健福祉士とは、1997年に誕生した精神保健福祉領域のソーシャルワーカーの国家資格です。精神保健福祉士は、精神科ソーシャルワーカー(PSW:Psychiatric Social Worker)という名称で1950年代より精神科医療機関を中心に医療チームの一員として導入された歴史のある専門職です。社会福祉学を学問的基盤として、精神障害者の抱える生活問題や社会問題の解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通して、その人らしいライフスタイルの獲得を目標としています。さらに、高ストレス社会といわれる現代にあって、広く国民の精神保健保持に資するために、医療、保健、そして福祉にまたがる領域で活躍する精神保健福祉士の役割はますます重要になってきています。
スクールソーシャルワーカー認定資格の取得
スクールソーシャルワーカーとは、学校等において、学校及び日常での生活を営む上で課題の解決を要する児童生徒とその家庭及びその児童を取り巻く環境・学校・社会・制度等を対象としたソーシャルワークを行う専門家です。スクールソーシャルワーカー認定資格は、日本ソーシャルワーク教育学校連盟による認定資格です(ただし、要社会福祉士資格)。
介護福祉マネジメント学コースで取得可能な資格
介護福祉士国家試験受験資格の取得
介護福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」で位置づけられた介護業務に携わる人の国家資格です。「社会福祉士及び介護福祉士法」では、「介護福祉士とは、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者」と規定されています。
実習の概要
<社会福祉学コース>
ソーシャルワーク実習(社会福祉士)
実習施設・機関が担う専門分化した機能を具体的かつ正しく理解し、各施設・機関において実習指導者の指導のもと、ソーシャルワーク実践が具体的にどのように展開されているのかを体験学習し、社会福祉士としての専門業務が効果的に実践できる能力を養う。
(主な実習先)
市役所内の福祉事務所
児童相談所
病院
社会福祉協議会
地域包括支援センター
児童・障がい者・高齢者関連施設など
精神保健ソーシャルワーク実習(精神保健福祉士)
精神障がい者のおかれている現状、生活実態や生活上の課題について理解し、医療機関(精神科等)、障がい者関連施設において、精神保健ソーシャルワークの専門的知識と実践的な技術等を体得することで、精神保健福祉士に求められる総合的・包括的な支援を展開できる能力を養う。
(主な実習先)
医療機関(精神科等)
精神保健福祉センター
保健所
障がい者関連施設など
スクールソーシャルワーク実習(スクールソーシャルワーカー)
ソーシャルワークの知識、理念、技術に基づいて、学校現場でソーシャルワークを展開することの意義と理論を理解し、学校や教育委員会などの体験学習を通して、教職員と協働し児童生徒の学習する権利や発達する権利などを支援するスクールソーシャルワーカーの能力を養う。
(主な実習先)
教育委員会
学校
教育機関関連施設など
<介護福祉マネジメント学コース>
介護福祉実習Ⅰ(介護福祉士)
実習の第一段階として施設等での援助活動の概要や施設等で生活している高齢者および障がいのある人の環境について理解し、学内で学んだ知識に基づいて利用者の求めている介護のニーズに関する理解力・判断力を養う。
(主な実習先)
介護老人福祉施設
認知症高齢者グループホーム
障がい者支援施設
生活介護事業所
介護福祉実習Ⅱ(介護福祉士)
特定の利用者を受け持ち、利用者の課題を明確にし、介護福祉計画の立案・実施や、これらを踏まえた計画の修正と評価を行う(介護過程展開)。
(主な実習先)
介護老人福祉施設
介護福祉実習Ⅲ(介護福祉士)
支援施設で生活している障がいのある人の生活を理解し、生活の質の向上をめざした支援方法を検討する。
(主な実習先)
障がい者支援施設(身体)
介護福祉実習Ⅳ(介護福祉士)
在宅で生活している高齢者の生活を包括的にとらえ、自立支援における実践力を身に付けるとともに介護福祉観を深める。
(主な実習先)
介護老人保健施設
通所介護事業所
訪問介護事業所など