大学院[保健福祉学研究科]Graduate
School

【博士前期課程】看護学専攻

専攻紹介

看護学専攻は、学際的で高い看護の専門的知識と基礎的な研究能力を活かして、保健医療福祉分野における課題を解決し、国内外の看護における実践・教育・研究の場で社会のニーズに応え、貢献できる人材の育成を目指しています。

 

看護学専攻は、次のような教育課程を編成しています。

  • 看護学の教育・研究に必要な基礎的理論や研究技法及び外国文献の読解力を学修する「看護学専攻共通科目」と「基礎看護学」「発達看護学」「広域看護学」の各専門分野から構成しています。
  • 幅広く保健医療福祉に共通する3専攻共通科目では、保健福祉学特論、災害援助特論・演習や国際コミュニケーション特論等を履修できます。
  • 「基礎看護学」では、生命科学特論や基礎看護学特論等の講義・演習を通して、看護のエビデンス検証や確立を志向します。
  • 「発達看護学」では、小児・母性・成人・老年期のライフステージ特有の看護に関する課題を探求し、人々の健康と豊かな人生を支援できる看護の方法論やシステム構築に貢献することを目指しています。
  • 「広域看護学」では、地域看護学特論Ⅰ・Ⅱ・精神保健看護学特論を履修し、生涯を通じた人々の心とからだの健康を学際的に探究し、グローバルな視点から根拠に基づく課題解決を図り、看護の質向上にむけて先導できることを目指しています。また、修士課程に加えて保健師国家試験受験資格を満たす科目を開講し(保健師課程)、高度な実践力とリーダーシップとマネジメント能力を発揮して社会に貢献できる保健師を養成します。

専攻長あいさつ

看護の知識・技術の創造力を基礎として、
看護学の発展に寄与できる変革・チャレンジをしましょう!

 

本学の大学院は平成9年4月に保健福祉学研究科(修士課程)、平成15年4月に博士後期課程が設置され、2023年現在までに修士171名、博士(看護学)35名の修了生を輩出しています。看護学専攻の博士前期課程は、研究・保健師課程を設けております。その理念と目的については、地域社会の多様なニーズに応え、患者・家族・地域住民に対してその役割を果たせる人材を育成し、博士後期課程では博士論文作成支援科目を提供し、自立した学識ある研究者を育成します。本学の大学院で研究を探究することにより、個々の実践看護と向き合い、高度な看護の質改善を行うことに繋がります。本学で研究を発信・変革力を養うためにも、一緒に学び、挑戦しましょう。

看護学専攻長
森本 美智子