保健福祉学部看護学科Department of
Nursing
Science

看護学科 研究紹介

教員紹介

氏名・職位    木村 真司 KIMURA, Shinji 准教授


【専門分野】

小児看護学

【所属学会など】

日本肥満学会、日本小児保健協会、日本看護科学学会

主な研究テーマ

  1. 小児肥満に関する研究
  2. 小児看護・小児保健に関する研究
  3. 家族看護に関する研究
  4. 世代間交流に関する研究
  5. 不登校児童・生徒に対するICTを活用した支援に関する研究

こんな研究をしています

<小児肥満に関する研究>
小児肥満が成人肥満に移行するといわれており、早期介入が非常に重要です。しかし、小児では食行動の評価指標として今まで適切なものがなく、臨床現場での簡便な食行動評価の実施や結果の食事療法への応用がなされてきませんでした。そこで、小児にも理解しやすく、小児自身が回答できる「イラスト選択法」を用いて、小児の食行動評価を簡便に実施できる方法を開発、さらに簡便にどこでも実施できるように、通信機能を備えたタッチパネル上に表示させたイラスト画を対象者が個別に選択し集計するシステムを構築しています。小児自身の食行動を明らかにすることにより、小児肥満の特性を考慮した食事指導へつなげていきたいと考えています。
さらに、現在は、肥満発症に直接的に関連している小児の食物嗜好を明らかにするために、小児の無意識下での食物嗜好を測定するため、アイトラッキング(eye-tracking;視線計測)による分析を用いた調査法を開発中です。

<小児看護・小児保健・家族看護などに関する研究>
長期入院する患児のきょうだいに関する研究、医療的ケア児の災害支援に関する研究、医療環境にある小児の成長発達に関する研究、疾患を持つ子どもの父親に関する研究、小児病棟に勤務する看護師に関する研究、入院中の子どもに対する遊びに関する調査、世代間交流の子どもへの効果など、小児看護に関する研究に携わっています。

受験生・在学生にひとこと

小児看護学全般の知識・理論を基盤としながら、あらゆる健康レベルの子どもの健やかな成長・発達を支え、子どもと家族のQOLの向上を目指します。医療現場、保育園、学校など様々なフィールドで研究を行い、小児看護の実践、研究、教育に携わることのできる人材を育成します。

研究者の方へ

<小児肥満に関する研究>
小児肥満が成人肥満にトラッキング移行するといわれており、早期介入が非常に重要です。しかし、小児では食行動の評価指標として今まで適切なものがなく、臨床現場での簡便な食行動評価の実施や結果の食事療法への応用がなされてきませんでした。そこで、小児にも理解しやすく、小児自身が回答できる「イラスト選択法」を用いて、小児の食行動評価を簡便に実施できる方法を開発、さらに簡便にどこでも実施できるように、通信機能を備えたタッチパネル上に表示させたイラスト画を対象者が個別に選択し集計するシステムを構築しています。小児自身の食行動を明らかにすることにより、小児肥満の特性を考慮した食事指導へつなげていきたいと考えています。
さらに、現在は、肥満発症に直接的に関連している小児の食物嗜好を明らかにするために、小児の無意識下での食物嗜好を測定するため、アイトラッキング(eye-tracking;視線計測)による分析を用いた調査法を開発中です。

<世代間交流に関する研究>
世代間交流の継続実施のため、オンラインで実施できる簡便な世代間交流プログラムを高齢者看護の研究者とともに共同開発し、実施しています。

<不登校児童・生徒に対するICTを活用した支援に関する研究>
ICTを利用した不登校支援について研究をしています。