保健福祉学部看護学科Department of
Nursing
Science

在学生インタビュー

 

 

1年生 吉井優亜(岡山城東高等学校 出身)

Q. 岡山県立大学看護学科の受験はいつ決めましたか?

A. 高校2年の夏です。オープンキャンパスや体験授業に参加をしてみて、パンフレットだけでは分からなかった大学の雰囲気や具体的に授業内容を知ることが出来たため受験を決めました。

Q. 受験勉強では何が大変でしたか?

A. 私は学校推薦型選抜で受験したのですが、大変だったのは小論文でした。小論文は高校の授業ではあまり取り組むことがなかったため、高校の先生に何度も確認してもらいました。先生のアドバイスを参考にもう一度同じ問題に取り組むことで自分の考えをまとめることが出来ました。

Q. いま実際に看護学科に入学してみてどうですか?

A. とても楽しく過ごすことが出来ています。特に看護の演習を行う授業では、看護師や患者役の両方を体験するため、気づきも多くとても勉強になります。授業ではグループワークをすることが多いため、県外の友達ともすぐに仲良くなることが出来ました。
岡山県立大学には魅力がたくさんあるので、迷っている方はぜひ受験してもらいたいです。

看護学科1年生

 

2年生 藤田 翔(倉敷青陵高等学校 出身)

Q. 看護学科での学生生活はどうですか?

A.専門科目の授業が多く授業や課題で大変な時もあります。また、専門科目の授業だけでなく、英語や体育の授業もあります。岡山県立大学看護学科は少人数なため、先生にわからないことを聞きに行くことや、演習の際に一人一人丁寧に教えてくださることで、スムーズに学習が進むところが良いところだと思います。

Q. アルバイトやサークル活動はしていますか?

A. アルバイトは週に3回ほどしています。大学一年生のころはスケジュールの管理が難しかったですが、大学生活に慣れていくと空いた時間を活用し、アルバイトもするようになりました。部活動は硬式野球部に所属しています。部活動やアルバイトは大学の授業に合わせて効率良く行うようにしています。

Q. いま,どんな授業を受けていますか?その感想は?

A. 2年生になると専門科目についての授業も増えて、患者さんを看護する過程やケアの方法を具体的に学んでいます。特に、演習の授業では、患者さん役を自分たちも行うことにより、患者さんの気持ちを理解することができます。ディスカッションやグループワークでは、コミュニケーション能力を身につけることができると思います。

Q. 男子だけど大丈夫ですか?

A. 40人の中に男子が1人で戸惑っていましたが、体育の授業や演習科目、病院実習を通して、仲良く話ができるようになっています。保健福祉学部は男子が少ないため、看護学科以外の学科の男子とも仲良くなっています。男子が少ないことで、不安に感じることがあるかもしれませんが、先輩の男子学生が優しくしてくれたり、先生方も色々と気にかけてれるので学生生活はとても楽しいです。

看護学科2年生

 

3年生 石川琴葉(岡山操山高等学校 出身)

Q. 岡山県立大学の看護学科の魅力はなんですか?

A. 他の大学の看護学科に比べて人数が少ないところだと思います。グループワークや実習などで学科の人たち全員と関わる機会があります。また人数が少ないため、いつも一緒にいる友達以外でも輪が広がりやすく、高校時代までの友達とはまた違った価値観を持つ人とも関われるのも魅力の一つだと思います。実際に私もグループワークの際に、他の人の考えを聞くことで自分では気づけなかったことに気付かされたり、新たな視点を見つけたりという経験をしています。

Q. 看護の専門の授業は難しいですか?

A. 専門科目はやはり難しいです。専門用語や検査項目、病態、技術など覚えることが沢山ありすぐには覚えられないです。身につけなければいけないことは山ほどありますが、国家試験の過去問ができるアプリや看護技術のオンラインツールがあるので、それらを用いて知識の確認することができます。いつもそれらを活用しながらテスト勉強や講義の復習をしています。調べてもわからないことがあったとしても、岡山県立大学の先生は「いつでも質問してね」と日頃から言ってくださるので、とても質問しやすい雰囲気です。

Q. 将来どんな看護師になりたいと考えていますか?

A. 私は将来、同僚からも患者さんからも安心される看護師になりたいです。同僚からの安心は技術の上手さや、丁寧な看護の提供、観察力(気づく力)によって得られると思います。また患者さんに安心感を持ってもらうためには、話しやすい雰囲気でいることや、患者さんを理解しようとする姿勢、その場に応じて的確な判断を行うことなどで得られると思います。仕事もできて周囲の人からも頼られるような看護師になれるよう、残りの大学生活で人間関係や看護のことなど、幅広い知識を身に付けていきたいと思います。

看護学科3年生

 

4年生 田中陽菜(広島井口高等学校 出身)

Q. 岡山県立大学の看護学科に入学して良かったですか?

A. 良かったと思います。1-2年生の頃は、コロナの影響で対面での授業があまりできなかったのですが、その時も先生方ができるだけ分かりやすくなるように授業内容をたくさん工夫してくださったり、学校に行けるようになってからも、コロナでできなかった分を演習の時間でできるだけ多くの看護技術が習得できるようにしてくださったりととても恵まれた環境で学ぶことができたと思います。

Q. 印象に残っている出来事(授業・実習など)はありますか?

A. 母性看護学の実習です。1人の褥婦さんを受け持たせていただいて、私は褥婦さんの「児に大きくなって欲しいからたくさん授乳させたい」というニーズに応えようと授乳時のポジショニングや乳房ケアなどを考えていましたが、児にとって欲求以上の授乳は逆に体への負担となり、褥婦さんにとっても頻回授乳は睡眠不足などの負担にもつながることがあると先生方からのご指導によって気づくことができました。確かに看護において「患者さんのニーズに応える」ことはとても大切であると学んできましたが、患者さんが言葉にするニーズにただ応えるだけでなく、看護の視点からみた時に本当にその方のためになるようなケアを提供することが必要だと改めて学ぶことができました。

Q. 将来どんな看護をしたいと考えていますか?

A. 患者さんの言葉だけでなく、患者さんの背景や周囲との関わりも含め、患者さんの全体を見て、本当にその方のためになるような看護をしたいと考えています。

看護学科4年生