保健福祉学部看護学科Department of
Nursing
Science

看護学科 カリキュラム・資格

主なカリキュラム

看護方法論Ⅴ・Ⅵ

看護方法論Ⅴ・Ⅵ写真

診療の補助である創部の消毒や処置、包帯法について学びます。演習では擬似患者に実施するほか、高機能なモデル人形を用いて様々な状況を設定しながら基本技術を学んでいます。

助産診断・技術学Ⅱ

助産診断・技術学Ⅱ写真

助産師課程の学生を対象とし、妊婦・産婦・褥婦・新生児の助産診断アセスメントと援助方法、正常分娩介助技術などを学びます。最新の分娩介助モデルを用いて教員と何度も練習します。

救急医学

救急医療現場で遭遇するショック、熱傷、中毒などの病態・治療・看護を学ぶとともに、心肺蘇生(BLS)の演習を行って実践力の向上を図ります。

 

共通教育科目 専門基礎分野
専門分野 助産師課程必修科目

1年次
大学で学ぶ
フレッシュマンセミナー
日本語表現法
人文・社会科学要論
日本国憲法
自然科学要論
統計学
English Language Program1~4
Advanced3・4
複合PBL科目
社会連携要論
地域資源学
生化学
微生物学
解剖生理学Ⅰ・Ⅱ
運動生理学
病理学
栄養学総論
家族看護学
医学概論
社会福祉概論
看護情報学
看護学基礎論Ⅰ
看護学方法論Ⅰ~Ⅳ
基礎看護学実習Ⅰ
地域看護学概論
国際保健看護論
看護学概論
地域生活支援基盤実習
海外研修(保健福祉学)
 

 

2年次
生命倫理学
English Language Program5・6
Advanced5・6
薬理学
臨床病態学Ⅰ~Ⅲ
リハビリテーション概論
健康教育論
公衆衛生学
疫学・保健統計学
看護関係法規
社会保障論
在宅看護学Ⅰ
看護学基礎論Ⅱ
看護学方法論Ⅴ・Ⅵ
基礎看護学実習Ⅱ
成人看護学Ⅰ・Ⅱ
精神看護学Ⅰ
老年看護学Ⅰ・Ⅱ
小児看護学Ⅰ
母性看護学Ⅰ・Ⅱ
看護技術実験演習
がん看護学
感染看護学
生殖の科学
助産診断・技術学Ⅰ
女性のライフサイクルと助産
 
 

 

3年次
臨床病態学Ⅳ
救急医学
ヒューマンケアリング論
成人看護学Ⅲ~Ⅵ
成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ
精神看護学Ⅱ
精神看護学実習
老年看護学実習
小児看護学Ⅱ
小児看護学実習
母性看護学実習
在宅看護学Ⅱ
在宅看護学実習
地域保健福祉演習
災害看護論
看護倫理学
看護アセスメント学
看護政策・マネジメント論
フードビジネス学
看護研究
チームガバナビリティ演習
卒業研究
助産管理
地域母子保健
助産診断・技術学Ⅱ~Ⅳ
 
 

 

4年次
成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ
精神看護学実習
老年看護学実習
小児看護学実習
母性看護学実習
臨床アセスメント学
看護教育
卒業研究
在宅看護学実習
統合実習
地域連携実践実習
未来型プロジェクト〈食〉
助産学実習
 
 

取得可能な資格

  • 看護師国家試験受験資格
  • 助産師国家試験受験資格(4名程度)

教育課程の編成

<専門基礎分野>

人体のしくみと病態

医学領域の科目群及び微生物学・生化学等の科目により人体のしくみ、主要疾患の病態生理、症状、診断、治療、予後について学ぶ。


人間と生活

看護の対象である人間及び家族、生活環境等について看護の視点で学ぶ。またヒューマンケアリングの実践のための基本概念と方法論を修得する。


健康支援と社会制度

健康の保持増進、疾病予防について公衆衛生や健康教育の視点から理論や方法論を学ぶ。またそれらに関連する法制度・行財政、社会福祉サービスについても学ぶ。


<専門科目>

基礎看護学

看護は実践の科学であり、あらゆる年代、様々な健康段階の個人、家族、集団や地域社会を生活者の視点を重視して支援する専門職である。基礎看護学ではあらゆる看護に共通となる基礎理論と方法論を修得する。


地域・在宅看護学

あらゆる健康レベルに応じて地域では人々がどのような生活を送っているのかを理解したうえで、人々の健康を衛るために看護職がどのような責務と役割を果たすのか。また、対象者と家族の固有の価値観や生活を尊重した看護展開を学び、自律を促し、QOLを維持・向上することができる看護のあり方・これからの地域包括ケアシステムにおける地域看護・在宅看護に必要となる技術とマネジメントについて学ぶ。


成人看護学

成人期にある人々とその健康現象に焦点を当て、成人各期の発達段階の特性からくる保健課題と健康問題解決の理論・方法論を修得する。特に急性期看護では、急性期・周手術期における看護の知識と方法を学び、臨地実習で実践能力を培う。慢性期看護では、慢性疾患を自ら管理(セルフケア)していく上での健康学習支援の基礎的実践能力を培い、臨地実習で実践展開する。


精神看護学

人間の精神の発達・成熟の仕組みに焦点を当て、発達のプロセスにおける危機と対処の理論・方法を修得するとともに、精神発達上の問題解決の理論・方法論を修得する。また、臨地実習では精神の病気や障害をもつ人との関わりを通して、精神看護の臨床における基礎的実践能力を修得する。


老年看護学

人間にとっての「老い」の意味を考え、老年期の発達課題、老化過程の理論を修得するとともに、老年期における健康問題の特質、医療・保健・福祉対策の動向とその実際を学ぶ。また、臨地実習を通して、施設や在宅での高齢者医療・ケアの実際を学ぶ。


小児看護学

子どもの成長・発達を理解し、成長・発達に応じたかかわりや技術を修得するとともに、健康障害をもった子どもとその家族について問題解決の理論と方法を学ぶ。また臨地実習においては健康な子どもと、健康障害を持つ子どもとその家族とのかかわりをとおして基礎的な実践能力を修得する。


母性看護学

女性の一生をリプロダクティブヘルス/ライツの視点から捉え、様々な課題に対する母性看護の基礎的能力を養うと共に、妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期における母性看護の理論と方法を学ぶ。臨地実習では、周産期を中心に基礎的な看護実践能力を修得する。


統合と実践

変化する社会や環境・国際化に対応した看護活動ができるための基礎的知識と方法論を学ぶと共に、地域で生活している様々な人々の健康やQOL向上に寄与する看護活動を展開するための固有の理論・方法論を学ぶ。また、各領域で修得した専門知識や技術を統合し、チーム医療が行われている臨床現場で、専門職として看護をマネジメントできるための基礎的実践力を修得する。卒業研究では、各自が選択した看護のテーマについて、研究計画を立て、データ収集、解析、解釈・考察を通して卒業論文としてまとめる。統合実習では、看護政策・マネジメントに繫がるテーマを設定し、それを達成するための方法を検討、実践し、看護の視野を拡大する。


助産学

助産師に必要な助産診断・助産技術の基本概念と意義を理解し、妊婦・産婦・褥婦と新生児に対する健康診査の方法とケア、ならびに正常な分娩介助技術と助産管理の基本概念を修得する。臨地実習では、継続受け持ち事例や正常分娩介助を通して助産診断・技術・助産管理能力を養う。


看護学実習の概要

■実習の時期

■実習の概要

地域生活支援基盤実習

地域で生活している人々を生活者として捉え、さまざまな生活の場やどのような生活を送っているのかについて理解し、看護ケアを考える素地を養う。また、生活者の日常生活における疾病予防行動や健康増進行動について理解する。

(実習場所)
特別支援学校
就労継続支援事業所
多機能型事業所
子育て広場
高齢者サロン
健康増進施設


基礎看護学実習Ⅰ

看護の現場を知り、患者を全人的に理解するための視点を養うとともに、患者に必要な日常生活援助を実施することを通してケアの意味を理解する。

(実習場所)
病院


基礎看護学実習Ⅱ

看護活動の系統的・論理的な進め方である看護過程を通して、健康問題を抱え入院している対象の思いや心身の変化、生活の変化を理解し、対象に応じた援助の考え方や援助の実際について学習する。

(実習場所)
病院


成人看護学実習Ⅰ

手術を受ける人を全人的に捉え、健康レベルに応じた看護を継続的に展開するために必要な基本的知識・技術・態度を学習する。

(実習場所)
病院


成人看護学実習Ⅱ

慢性の病気をもっていても、その人らしく生きていくことが出来るよう、専門家の立場で支援するための考え方や援助の実際について学習する。

(実習場所)
病院


精神看護学実習

こころを病む人の健康的な人間性を尊重するとともに、援助者としての自己のあり方について洞察を深める。また彼らが体験している独自の世界を、関わりを通して理解し、セルフケアの視点から看護を実践する。

(実習場所)
病院
地域活動支援センター


老年看護学実習

老年期にある長い人生経験を積んだ人を総合的に理解し、QOLを維持・向上するために、学習した専門知識・技術・価値観を、多様な健康レベルと看護活動の場において応用し実践する。そして高齢社会における看護の役割を認識し、想像力と創造力の豊かな老年看護が行える能力を養う。

(実習場所)
病院


小児看護学実習

子どもの発達段階における特徴や個人差を考慮した日常生活への援助方法と、健康レベルに応じた子どもと家族の看護に必要な知識と技術、援助の実際について学習する。

(実習場所)
病院
保育所


母性看護学実習

周産期を中心とした女性およびその家族への看護を通じて、セクシャリティ、リプロダクションに関連した様々な課題を発見し、専門職としての支援について学習する。

(実習場所)
病院
助産院


在宅看護学実習

地域で、生活しながら療養する人々とその家族を、地域特性や社会資源を含め総合的に理解し、援助の実際について学習する。

(実習場所)
訪問看護ステーション


統合実習

領域実習の成果を生かし、看護管理の立場から先行研究の知見をふまえて各実習施設の現状と課題を明らかにし、解決案を提示する。また、生活者の視点から二次保健医療圏域との関連において地域包括ケアシステムにおける看護の在り方を考える。

(実習場所)
医療施設
保健福祉施設
市町村
助産所
地域包括支援センター


地域連携実践実習

住み慣れた地域で自分らしい暮らしを行うために、医療と介護、生活支援がどのように提供されているかを理解する。各関係機関の役割を理解し、他機関・多職種との連携の実際を学ぶ。地域で生活する療養者・家族の意思決定に基づく支援のために、多職種と協働することについて理解する。

(実習場所)
地域包括支援センター
障害児通所施設
病院
保健所
訪問看護ステーション


助産学実習Ⅰ・Ⅱ

助産の必修科目ならびに関連科目で学んだ知識と技術、そして助産師としての態度を実践の場で統合し、女性や母子とその家族に対し、周産期を中心として基礎的な助産ケアを提供できる能力を養う。思春期保健指導の実践を通して集団指導について学習する。

(実習場所)
病院
助産院
学校


主な実習施設

病院

  • 岡山県精神科医療センター
  • 岡山市立市民病院
  • 国立病院機構 岡山医療センター
  • 岡山大学病院
  • 倉敷中央病院
  • 倉敷成人病センター
  • 岡山赤十字病院
  • しげい病院
  • 川崎医科大学総合医療センター

保健所・保健センター・市役所

  • 笠岡市
  • 総社市
  • 総社市地域包括支援センター

保育園・保育所

  • 岡山市公立保育所
  • 総社市児童発達支援センター
  • 太陽保育園

福祉施設

  • 地域活動支援センター(複数カ所)
  • 就労継続支援事業所(複数カ所)
  • 生活介護事業所
  • 児童発達支援センター倉敷学園 他

助産院・医院

  • かねこ助産院
  • たんぽぽ助産院
  • うちかど助産院
  • さくらんぼ助産院

訪問看護ステーション

  • 倉敷しげい訪問看護ステーション
  • 仁徳会訪問看護ステーションのぞみ
  • ながの訪問看護ステーション
  • 訪問看護ステーション エール
  • 訪問看護ステーションあんど
  • 訪問看護ステーション タウンサークル
  • 訪問看護ステーション ママック総社
  • 訪問看護ステーションわんるーむ
  • あさのクリニック