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学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)(大学院)

本学大学院は、専攻分野における課題を解決できる研究能力を有し、地域社会の発展に貢献し得るグローバル人材の育成を目指しています。各研究科で学位授与の方針を定め、それぞれの分野における深い学識と高度な専門性を身につけた研究者あるいは高度専門職業人を育成します。

博士前期課程・修士課程では、専攻分野における研究能力と高度な専門性を要する職業等に必要な能力とともに、幅広い人間力を育成することを目的としています。
修了要件を満たすことにより、次の能力や態度・意欲を身に付けた者に学位を授与します。

A. 【高度な専門性に立脚した研究能力】

高度な専門的知識・技能と情報収集能力、ならびにそれらを活用して理論的に思考し専門分野の課題を解決する研究能力と研究成果の発信能力を身に付けている。

B. 【ヒューマンスキル】

物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に対応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者との協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。

博士後期課程は、研究者として自立して専攻分野に関する研究活動を行い、学術的創造性に富んだ研究成果を上げる能力とともに、高度に専門的な業務に従事するために必要な豊かな学識を身に付けたグローバル人材を育成することを目的とします。
修了要件を満たすことにより、次の能力や態度・意欲を身に付けた者に学位を授与します。

A. 【高度の専門性と自立した研究遂行能力】

専攻分野の高度な専門性と研究倫理を遵守する精神に基づいて、学問体系の確立と発展に寄与する研究を自立して展開し、成果を得る能力を身に付けている。

B. 【グローバルな情報発信能力】

自ら得た研究成果を国際社会に発信できるグローバルな情報発信能力を身に付けている。

各研究科・専攻のポリシー

保健福祉学研究科

保健福祉学研究科は、保健・医療・福祉分野の専門職としての深い知識と卓越した能力を身に付け、各分野の課題を提起し、それを解決し得る研究能力を持つとともに、広く健康社会の発展に貢献できる研究者あるいは高度専門職業人を育成します。
本研究科では、専攻が定める博士前期課程及び博士後期課程のディプロマ・ポリシーに従い学位を授与します。

看護学専攻(博士前期課程)

看護学専攻は、学際的で高い看護の専門的知識と基礎的な研究能力を活かして、保健医療福祉分野における課題を解決し、国内外の看護における実践・教育・研究の場で社会のニーズに応え、貢献できる人材の育成を目指しています。
本専攻では次の能力を身に付け、かつ修了の要件を満たした者に修士(看護学)の学位を授与します。

A-1. 【高度な専門的知識・技能と情報収集能力】

ヒューマン・ケアリングに基づく看護学分野の専門的知識・技能、情報収集能力を身に付けている。

A-2. 【専門分野の諸問題を解決できる研究能力と情報発信能力】

看護における現象を科学的根拠に基づいて説明し、看護学の諸問題を解決する研究能力と研究成果を地域・世界に向けて発信する能力を身に付けている。

B. 【ヒューマンスキル】

物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に対応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者との協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。

栄養学専攻(博士前期課程)

栄養学専攻は、食品の機能や臨床栄養などの人の健康に関連した栄養学的な諸問題を解決できる優れた専門性を備えるとともに、豊かな創造力と問題解決能力を身に付け、社会のニーズに応えることができる人材の育成を目指しています。
本専攻では次の能力を身に付け、かつ修了の要件を満たした者に修士(栄養学)の学位を授与します。

A-1. 【高度な専門的知識・技能と情報収集能力】

食品機能や臨床栄養などの広範な栄養学分野の専門的知識・技能、情報収集能力を身に付けている。

A-2. 【専門分野の諸問題を解決できる研究能力と情報発信能力】

人の健康に関連した栄養学的な諸問題を解決する研究能力と研究成果を地域・世界に向けて発信する能力を身に付けている。

B. 【ヒューマンスキル】

物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に対応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者との協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。

保健福祉学専攻(博士前期課程)

保健福祉学専攻は、保健福祉学の理論と技術を修得する組織的な教育研究を行い、保健福祉に関連した臨床や政策の諸問題を解決できる優れた専門性を備えた人材の育成を目指しています。
本専攻では次の能力を身に付け、かつ修了の要件を満たした者に修士(保健福祉学)の学位を授与します。

A-1. 【高度な専門的知識・技能と情報収集能力】

保健福祉学分野の理論に基づく専門的知識・技能、情報収集能力を身に付けている。

A-2. 【専門分野の諸問題を解決できる研究能力と情報発信能力】

様々な保健福祉領域における諸問題を解決する研究能力と研究成果を地域・世界に向けて発信する能力を身に付けている。

B. 【ヒューマンスキル】

物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に対応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者との協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。

保健福祉科学専攻(博士後期課程)

保健福祉科学専攻は、人間が抱える諸問題に関して、生命や栄養、看護、福祉など各方面からアプローチし、深い倫理観と総合的な判断力をもって、問題の解決策を提案できる高度な見識を備えた各専門職領域の実践者、指導者、研究者及び教育者の育成を目指しています。
本専攻では次の能力を身に付け、かつ修了の要件を満たした者に博士の学位を授与します。

A. 【高度の専門性と自立した研究遂行能力】

保健福祉科学とそれに密接に関連する学問に対する高度な専門的知識・技能、情報収集能力や高度な倫理性を持って、人間が抱える諸問題を自ら研究立案し、科学的根拠に基づいて解決に導く卓越した研究能力を身に付けている。

B. 【グローバルな情報発信能力】

研究成果を地域・世界に向けて積極的に発表するグローバルな情報発信能力並びに地域・国際社会で先導的に活躍できる能力を身に付けている。

情報系工学研究科

情報系工学研究科は、情報技術を活用して、人間及び自然との調和を図りながら未来創造社会の持続的発展に、広い視野に立って貢献できる技術者及び研究者を育成します。
本研究科では、専攻が定める博士前期課程及び博士後期課程のディプロマ・ポリシーに従い学位を授与します。

システム工学専攻(博士前期課程)

システム工学専攻(博士前期課程)は、ディジタル革新による未来創造社会の発展を支えるため、電子情報通信工学、機械情報システム工学、人間情報システム工学等の分野で、地域産業の振興をリードできる高度な専門技術者の育成を目指しています。
本専攻(博士前期課程)では、修了要件を満たすことにより、次の能力や態度・意欲を身に付けた者に修士(工学)の学位を授与します。

A-1.【幅広い専門的知識・技能】

情報工学とそれに密接に関連する工学に対する幅広い専門的知識・技能を融合し、技術課題解決に向けた方策を思考するための判断力を身に付けている。

A-2.【情報収集力と情報発信力を備えた研究遂行能力】

現実の複雑かつ困難な技術課題に柔軟に対処するために必要な情報を収集する能力と、主体的に解決に向けた方策を提案し、多様な他者に伝える能力を身に付けている。

B.【ヒューマンスキル】

物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に適応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者との協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。

システム工学専攻(博士後期課程)

システム工学専攻(博士後期課程)は、ディジタル革新による未来創造社会の多様な要請に応えるべく、専門分野において、理論や技術を深く修得し、新たな問題を発見し解決することによって、既存の枠組みにとらわれない総合的・先端的知識や技術を切り開くことができる技術者、研究者の育成を目指しています。
本専攻(博士後期課程)では、修了要件を満たすことにより、次の能力や態度・意欲を身に付けた者に博士(工学)の学位を授与します。

A.【自立した研究遂行能力】

情報工学とそれに密接に関連する工学に対する高度な専門的知識と幅広い応用力に基づく高度な倫理性を持ち、科学的基盤に基づいて自立的に研究できる能力を身に付けている。

B.【グローバルな情報発信能力】

自らの得た成果を地域・世界に向けて発表するグローバルな情報発信能力並びに地域・国際社会で活躍できる能力を身に付けている。

デザイン学研究科

デザイン学研究科は、グローバルな視野と感性を持ち、社会を的確にとらえ時代の変化を洞察することで、将来予想される問題を優れたデザインの創出により解決し、豊かで新しい便利な生活と文化に寄与できる人材を育成します。
本研究科では、専攻が定める修士課程のディプロマ・ポリシーに従い学位を授与します。

デザイン工学専攻(修士課程)

デザイン工学専攻は、地域社会と産業界の要請に応えられる、高度な専門的知識・技能・技術をベースにした総合的な思考力を有し、多様な価値創造が可能な高度専門職業人及び研究者の育成を目指しています。
本専攻では次の能力を身に付け、かつ修了の要件を満たした者に学位を授与します。

A-1.【情報分析に基づく幅広い知識・技能の活用力】

十分な情報分析に基づき、それぞれの専門領域に関する知識・技術・技能を活用したデザイン理論による構築力を身に付けている。

A-2.【自らデザインを発信できる能力】

情報分析に基づき社会動向などを見据えたうえで、創造的かつ造形的なデザインを発信できる能力を身に付けている。

A-3. 【多面的な考察力を備えたマネジメント能力】

問題解決のために物事を多面的に考察するための能力と目的を達成するために必要なマネジメント力を身に付けている。

B.【ヒューマンスキル】

物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に対応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者と協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。

造形デザイン学専攻

造形デザイン学専攻は、デザインの専門知識と技能、技術を活用して論理的思考に基づき、新たな造形デザイン構築において諸問題を総合的な視点から解決し、社会に貢献することのできる高度専門職業人及び研究者の育成を目指しています。
本専攻では次の能力を身に付け、かつ修了の要件を満たした者に学位を授与します。

A-1.【幅広い知識・技能に自立した研究遂行能力】

専門知識と技能、技術を活用して論理的思考に基づき、新たな造形デザイン構築において諸問題を総合的な視点から解決できる能力を身に付けている。

A-2.【自らデザインを発信できる能力】

情報分析に基づき社会動向などを見据えたうえで、創造的かつ造形的なデザインを発信できる能力を身に付けている。

A-3. 【多面的な考察力を備えたマネジメント能力】

問題解決のために物事を多面的に考察するための能力と目的を達成するために必要なマネジメント力を身に付けている。

B.【ヒューマンスキル】

物事を俯瞰する普遍的な視野の立場に立ち、社会の変化に柔軟に対応できる未来型思考力とコミュニケーション能力を有し、多様な他者と協働のもと、主体的に行動する態度・意欲を身に付けている。