デザイン学部建築学科Department of
Architecture

建築学科 研究紹介

研究発表

変えず変わりゆくこと
-JR桃太郎線の地域資源から-

野口 妃紗恵さん


岡山県立大学の最寄り路線である、JR桃太郎線は10数年後にLRT化することが決まっている。そのために開発が行われ、現在の風景が変わることが予想されている。そのような中、この提案は「開発によって変わりゆくことを受け入れた路線が、もし地域資源である風景を変えずにいられたら。」という分散型の計画である。

 

 

軒先に寄す人々

田口 裕都さん


京都には350年の歴史を継承する五花街が存在する。しかし近年、花街文化は衰退し、町の景観にも影響が及ぼされている。今回の設計では、花街の構成要素に着目した商業施設と宿泊施設を提案する。お茶屋を核とする、花街にかかせない要素で構成される商業施設と宿泊施設を融合させ、京都に息づく歴史と需要が共存し合う施設を目指す。

 

 

Share village -地域と築く新たなふるさと-

飯田 遼介さん


多拠点生活者のための二拠点目の提案である。多拠点生活とは普段とは違う別の拠点先を持つことであり、必ずしも富裕層に限らず、平均的な所得の人や若者を中心に近年ニーズが高まってきている。そこで、これからのニーズに合った多拠点生活を実践できる建築のあり方について、拠点先の開発計画、運用システムを踏まえ提案する。

 

 

サードプレイスを見つける街

宇野 良亮さん


郊外型キャンパスの学生にはサードプレイスがないことが多い。岡山県立大学の学生も同じ状況にある。そこで、総社市に学生生活をより充実させるために必要なサードプレイス施設を提案した。