2023年7月27日地域連携・研究デザイン学部工芸工業デザイン学科

岡山盲学校で笛吹ボトルワークショップの第2回目を開催しました

7月13日に岡山盲学校で笛吹ボトルワークショップの第2回目を開催しました。
今回は「音のかたまり」をテーマに作品制作を行いました。

映像作家であり、大阪府立東淀川支援学校で授業を行っている亀井岳氏が、生徒と授業で行う内容について確認をし、国立民族学博物館の広瀬浩二郎教授のあいさつの後、BIZEN中南米美術館の森下矢須之館長が古代アンデス地域の笛を吹いて、実際の音色を生徒たちに聞かせてくださいました。

説明の様子1

映像作家の亀井岳氏


説明の様子2

国立民族学博物館の広瀬教授


説明の様子3

BIZEN中南米美術館の森下館長

制作に入る前に、生徒たちは今回制作する笛吹ボトルの実物を手に取り、触って形状を確かめました。
また本学の真世土マウ准教授が、水を入れたボトルを傾けると笛玉から音が出ることや、笛玉の大きさによって音の高さが変わることを、様々な大きさの笛玉を使い実際に音を出して伝えました。

完成形

今回制作した笛吹ボトルの完成形


笛玉

様々な大きさの笛玉


制作の様子1

傾けて音を確認する様子

制作は、粘土を丸めたり伸ばしたりしてボトルに貼付けます。ボトルに引っかき傷をつけて表現する生徒もいました。

制作の様子2 制作の様子3 制作の様子4 制作の様子5 制作の様子6 制作の様子7 制作の様子8 制作の様子9 制作の様子10

最後に、ストローを使って実際に音を出しながら、好きな音色が出る笛玉を選びました。

笛玉選び1 笛玉選び2 笛玉選び3

制作の後は、「作りたいものが決まっていなくてどうしようかと思ったけど、うまく形にできた。」「自分が好きなものを作れるのが楽しい」「なかなか思うように作れなくて難しかった。」など、感想を皆で共有し、東海大学の吉田晃章准教授に講評をいただきました。

ワークショップは3回で構成されており、次回は完成した笛吹ボトルの鑑賞をします。

完成後の様子1 完成後の様子2 完成後の様子3 完成後の様子4 講評の様子 完成作品

<担当教員>
デザイン学部 工芸工業デザイン学科 真世土マウ准教授

<取材>
地域創造戦略センター 地域連携部門

 

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