2023年6月15日地域連携・研究工芸工業デザイン学科

岡山盲学校で笛吹ボトルのワークショップを開催しました

6月12日に岡山盲学校で笛吹ボトルのワークショップを開催し、小学部児童2名、中学部生徒7名、高等部生徒2名が参加しました。

本学の真世土マウ准教授によるあいさつの後、国立民族学博物館の広瀬浩二郎教授がワークショップの楽しみ方についてお話をし、続いて、BIZEN中南米美術館の森下矢須之館長と東海大学の吉田晃章准教授が、古代アンデス地域や笛吹ボトルの歴史について、それぞれレクチャーをしました。

国立民族学博物館の広瀬教授


BIZEN中南米美術館の森下館長


東海大学の吉田准教授

レクチャーの後は笛吹ボトルの実物に触れ、レプリカモデルを揺らして音を鳴らすなど生徒それぞれが全てのボトルに触れて鑑賞を行いました。
「1,000年以上も昔のボトルに触れた!」と感動で喜びの声をあげる生徒もいました。

レプリカを触ります


手で触って形などを鑑賞します


揺らして音を鳴らします


音が出るよう水を入れたレプリカ


笛吹ボトルの実物


ボトル内部を説明するためのレプリカ

鑑賞の後は、「ボトルの種類で音の高さが違った」「傾けて音の出る方向と出ない方向があった」など感想を皆で共有しました。
ワークショップは3回で構成されており、次回は粘土で笛吹ボトルの制作をします。

笛吹ボトルの実物に触れます


実物の持つ表面や温度を確かめます


触った感触を絵で表現する生徒

<担当教員>
デザイン学部 工芸工業デザイン学科 真世土マウ准教授

<取材>
地域創造戦略センター 地域連携部門

関連リンク

島田准教授と真世土准教授が参加する「ユニバーサル・ミュージアムーさわる!“蝕”の大博覧会 岡山巡回展2023」を岡山盲学校の生徒が鑑賞しました

https://www.oka-pu.ac.jp/information/43979/