2025年12月19日栄養学科
栄養学科3年生が学生会館食堂入口前で食育の普及啓発活動を行いました
栄養学科3年生が、公衆栄養学臨地実習で学んだ内容を活かし、実習中に検討した若年層の健康課題に対する解決策を実際に試す取り組みとして、12月16日の昼食時に学生会館食堂入口前で食育の普及啓発活動を行いました。
若年層では、朝食の欠食や主食・主菜・副菜がそろわない食事が多く、将来的な糖尿病や高血圧症の発症予防の観点から、健康意識の向上が課題となっています。そこで学生は、学食や購買を利用する学生の中には健康に対する関心が高くない層も多いと捉え、そうした無関心層にも届く普及啓発を目指して、朝食摂取の促進やバランスのよい食事選択を目的とした企画を立案しました。
当日は、朝食および昼食の摂取状況に関する簡単な調査を行い、その結果に応じて、学生が作成したリーフレットを配布し、具体的なアドバイスを行いました。食堂や購買の利用者が多い場所を選んだことで、多くの学生が足を止め、関心を持って話を聞く姿が見られました。
活動を通じて学生からは、公衆栄養学臨地実習で学んだ「健康課題の把握から企画立案、普及啓発までの一連の流れ」を実践する難しさとともに、同年代の学生に直接伝えることの手応えを感じたという声が聞かれました。
栄養学科では、今後も学生が学びを実践につなげ、社会に貢献できる力を育む教育を進めていきます。
