2025年11月17日栄養学科保健福祉学研究科
未来型・創造戦略プロジェクト協働実践型PBL演習「成果報告会」に参加しました
令和7年11月14日、本学で「未来型・創造戦略プロジェクト 協働実践型PBL演習 成果報告会」を開催しました。今年度は、創造戦略プロジェクト「食」を履修した栄養学専攻の4名の大学院生が、県内企業と連携して取り組んだ3つのテーマについて成果を発表しました。
取り組みの内容は、地域における高齢者介護における栄養管理や食支援に関連した課題解決の提案、地域特産品を活用した商品開発を通した地域活性化や雇用創出への貢献など多岐にわたります。いずれも、栄養学科・栄養学専攻で学ぶ専門性を生かし、社会が抱える課題に対して具体的な解決策を提示する実践的な取り組みとなりました。
発表後には演習先企業の皆さまから、現場ならではの視点を取り入れた助言や改善の方向性について具体的なフィードバックをいただき、学生にとって学びをさらに深める貴重な機会となりました。
■発表テーマ一覧
- 演習先:株式会社アール・ケア
「在宅高齢者の栄養状態評価ツールの作成」 - 演習先:株式会社アール・ケア(栄養補助食品開発チーム)
「高齢者のリハビリ効果を最大限に高めるオリジナル栄養補助食品の開発」 - 演習先:株式会社英田エンジニアリング
「シイタケを活用した商品レシピ開発」
今回の吉備の杜プロジェクトを通じて、学生たちは企業と協働して課題解決に取り組む中で、専門知識の応用力だけでなく、コミュニケーション力や課題発見力、チームで働く力を大きく伸ばすことができました。また、実際の現場ニーズを把握する経験から、栄養分野が社会でどのように役立つかを実感し、自身の将来像をより明確にする貴重な学びとなりました。PBLを通して得た気づきと経験を、今後の学習やキャリア形成に生かしてくれることを願っています。
【演習先の企業での中間報告会の様子】
(株)アール・ケア

(株)英田エンジニアリング

【成果報告会の様子】
