2025年11月13日地域連携・研究グローバル・留学栄養学科工芸工業デザイン学科

赤磐市、美咲町方面でアウトリーチ活動を実施しました
【岡山アウトリーチプログラム】

アウトリーチロゴ

 

岡山県立大学では、岡山県観光課との連携のもと、地域観光推進事業とインバウンド型グローバル教育を融合させ、岡山県内の観光地PRに貢献する「岡山アウトリーチプログラム」を推進しています。

本年度は、8月から10月にかけて、赤磐市および美咲町を拠点にアウトリーチ活動を展開しました。特に今年度からは、「行政の諸課題解決のための大学生による多角的アプローチ事業」の一環として、赤磐市での活動を本格化しています。

この取り組みは、赤磐市が掲げる観光振興および地域活性化の課題に対し、大学生が地域資源の再評価と可視化を通じて新たな人と地域のつながりを生み出し、持続可能な交流モデルの構築を目指すものです。活動の中心となるのは、岡山県立大学アウトリーチ研究ユニットとアウトリーチ自主ゼミナールです。これまでに培ってきた地域連携型グローバル教育の知見を活かし、「赤磐山陽ルートタウン構想(サーキットタウンとアウトリーチハブによる地域振興モデル)」の実践的推進に取り組んでいます。

一方、美咲町との包括連携協定に基づく活動も継続しており、今年度は美咲町で開催された「たまごまつり」において、アウトリーチ自主ゼミナールの一環として、栄養学科・田淵ゼミの4年生3名が開発したスコーン「ミサキノミ」を提供しました。パッケージのイラストは、工芸工業デザイン学科の4年生が担当し、イベント来場者に無料で配布したところ、
「パッケージに惹かれた」
「色合いや質感、フレーバーのシールまで統一感がありかわいい」
「バッジが気になって立ち寄った」
「ギフトとしてもらえると嬉しい」
といった多くの好評をいただきました。

地域と学生が協働し、新たな価値を創出する本学のアウトリーチ活動は、今後もさらなる展開が期待されます。

 

試作
赤磐産のブドウと桃を盛り込んだAKAIWAスコーン(試作段階)

出店
今年度も出店にあたりお世話になった大橋佳奈様と一緒に田淵ゼミで記念撮影!

出店
美咲町産の素材(たまご・しょうが)をいかしたスコーン「ミサキノミ」・・観光デザイン班がすてきな菓子パッケージとシール・缶バッジを作成してくれました!

出店
小さなお客様にもご試食いただきました!

報告
上村舞衣さん(栄養学科4年)が学生を代表して、今回の活動成果を五福学長に報告してくれました!

 

【担当教員(代表)】
デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 准教授 山下万吉
保健福祉学部 栄養学科 准教授 田淵真愉美
保健福祉学部 看護学科 教授 関根 紳太郎

 

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