2025年10月15日副専攻地域連携・研究

副専攻 吉備の杜 研究科クロスセクション科目「災害医療援助論演習」で防災学習を実施しました

10月11日(土)、研究科クロスセクション科目「災害医療援助論演習」の一環として、本学大学院生10名が総社市新庁舎を訪問しました。

総社市危機管理課の仁科課長より、防災行政の基本的な取組や、災害発生時における市の初動対応、指揮系統などについてご講義をいただきました。また、実際に災害対策本部として機能する庁舎内の各室を見学し、危機管理課の具体的な業務内容や、南海トラフ巨大地震を想定した備えについて説明を受けました。

その後、一行は常盤防災公園を訪れ、災害時に避難所として活用される施設や、防災機能を備えた建設物、備蓄庫の整備状況などについてご案内いただきました。

学生たちは、講義と現地視察を通じて、地域防災の現場を実際に体感し、行政と地域が連携して行う防災体制の重要性や、災害時に求められる迅速かつ的確な対応について理解を深める貴重な学びの機会となりました。