2025年10月15日地域連携・研究栄養学科
池口主弥准教授(栄養学科)の研究が紹介されました(山陽新聞記事)
保健福祉学部栄養学科 池口主弥准教授の研究が山陽新聞で紹介されました。
本研究は中国精油株式会社と連携し、成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech)の採択を受けて実施しており、マカダミアナッツ油に含まれるパルミトレイン酸(POA)を高純度で精製し、機能性食品としての商品化を目指します。
池口准教授は、マカダミアナッツ油やパルミトレイン酸がもたらす効能の評価や作用機序の解明の試験を担当しています。
9月22日には、プロジェクトのキックオフを目的として、プロジェクトメンバー及びアドバイザー、オブザーバーによる第1回推進委員会を実施し、各機関での今年度の実施内容等について説明を行いました。
事業概要
「令和7年度 成長型中小企業等研究開発支援事業」
研究開発の名称
世界初高純度POA油の安定製法の確立と、マカダミアナッツ油・POA油の機能性表示食品開発
研究開発の内容
植物油等に含有するパルミトレイン酸(POA)は、近年その健康機能が注目され、食品分野での応用が期待されているが、含有量・加工性等の課題から未開拓である。当社は既にコア技術「蒸留精製」を活用して、化粧品原料POAの製品化を実現しており、本事業では当製造プロセスの高度化および、POA健康機能の科学的実証により、①マカダミアナッツ油②世界初の高純度POA油(TG型)を機能性表示食品として製品化する。