2025年9月10日栄養学科
総合演習Ⅰで客観的臨床能力試験(OSCE)を実施しました
9月1日・2日、臨床のエッセンシャルミニマムを確認することや、臨地実習の不安の軽減や主体的な学びを促す目的で、栄養学科3年生を対象としたOSCEを実施しました。OSCE試験は、医師・歯科医師、薬剤師等の養成課程では必須の教育プログラムですが、管理栄養士課程で導入している大学はほとんどなく、本学栄養学科は先駆け的存在です。
学生は、臨床現場や厨房内を想定した実地課題(初回面談、食生活聞き取り、指導管理栄養士への報告、衛生管理)と、筆記課題(食材重量見積、報告書作成)に取り組みました。
教員は、学生のコミュニケーションや情報収集、操作等のスキルを評価基準に従って評価し、模擬患者は態度や受けた印象を学生にフィードバックすることで、学生は臨地実習までに取り組むべき課題を明確にすることが出来ます。
このように、栄養学科では実践力を高める教育としてOSCEを導入することで、学生の「知ってる」を「できる」にかえることが出来るように、学びのプロセスを重視するカリキュラム実施しています。