2025年7月15日地域連携・研究子ども学科
安久津太一教授(子ども学科)がバイオリン教室を行いました
7月8日、保健福祉学部子ども学科安久津太一教授が、社会福祉法人ちとせ交友会つきのさとこども園(岡山市東区)の3・4・5歳児70名(0~2歳児は一部のみ参加)を対象に、『見て触って音を出してみようバイオリン教室&県大生とのオンライン・コラボレーション』を開催しました。
バイオリン、チェロとピアノで《七夕》を演奏すると、園児がふと声を合わせて歌い出したり、0歳児の子どもたちも身体をゆらして楽しんでいました。バイオリンで音を出す体験をした園児からは、「音が鳴る時と、ギコギコいう時があって面白かった」などの語りもあり、音色を比べて探求する園児の姿も見ることもできました。
音楽がはじまるとふと耳を傾ける園児たち。
園の先生方もバイオリンで音を出し、子どもたちの興味を引き出します。
音の探求はグループで深まりました。
ステージに見立てて、バイオリンを手にだんだんと集まってくる子どもたち。
学生の手遊びに夢中になる園児たち。
模擬保育は言葉とリズムのかかわりを全身で表現して楽しみました。
安久津教授等チームによる英語リトミックやバイオリン体験等を組み合わせた実践は、国内外で20年近く継続している内容ですが、今回はオンラインも活用し、学生が遊び歌で子どもたちと交流しました。さらに大学で行った模擬保育を河本律子園長先生にご視聴いただき、学生からの質問に答えていただいたり、活動の切り替え場面での工夫、ケンカの際の保育者の対応など、実践的な助言もいただけ、学生たちにとって貴重な機会となりました。
岡山県立大学の音楽系科目では、ピアノが専門の先生方による音楽実技指導にも力を入れていますが、今回のような保育内容や指導法に関する研究をベースにした実践や、教育連携にも積極的に取り組んでいます。学外の関係者のみなさまのご支援ご協力に、心より感謝申し上げます。