令和6年10月18日〜11月17日にセラミックパークMINO（岐阜県）で開催された世界最大級の陶磁器の祭典である国際陶磁器フェスティバルのメインイベント「第13回国際陶磁器展美濃」において、昨年度卒業した沖村昇香さんの卒業制作「Beadwork bear」が、77の国と地域から集まった3890点の応募作品の中から、「坂﨑重雄セラミックス賞」を受賞しました。

この作品は、柔らかいぬいぐるみと硬い陶磁器という対照的な素材のイメージを融合させ、多くの人に陶芸の新たな魅力を伝えることを目指したものです。1年の歳月をかけて制作されたこの作品では、一つ一つ手作業で量産したビーズを焼成し、それをオリジナルのぬいぐるみに縫い付けることで、独自の質感と美しさを表現しています。

Beadwork bear