2024年9月20日地域連携・研究グローバル・留学

美咲町方面にて、夏のアテンド研修を実施しました
【岡山アウトリーチプログラム】

アウトリーチロゴ
本学は、岡山県観光課との連携により、地域観光推進事業とインバウンド型グローバル教育を組み合わせ、岡山県の観光地PRに貢献する「岡山アウトリーチプログラム」を推進しています。9月14日、このプログラムの一環として、岡山県美咲町でアテンド研修を実施しました。

当日は、岡山県スチューデントアテンダントとして活動する本プログラム参加学生23名(ホスピタリティ班を中心に)と、インバウンド観光客役として参加したALT(外国語指導助手)10名が大型バスで各スポットを巡り、英語でのアテンドを行いました。
ツアーの様子
車中で英語で談笑するスチューデントアテンダントとALT

最初に訪れた「紅そば亭」では、そば打ち体験を行い、初めて挑戦する学生たちと、パンやピザの作成経験を持つALTが協力し合いながら、それぞれ上手にそばを打つ様子が見られました。
ツアーの様子  ツアーの様子
ペアで協力してそば打ち体験

続いて、農林水産省「日本の棚田百選」に選ばれている大垪和西(おおはがにし)の棚田を訪れ、その圧倒的な風景に学生やALTからは感嘆の声が上がりました。さらに、棚田に飾られている案山子の由来についても説明があり、その歴史や背景に興味深く聞き入りました。また、周辺に自生する野草についてのレクチャーを通じて、生物多様性についての学びも深まりました。
ツアーの様子 ツアーの様子
「日本の棚田百選」の棚田をバックに写真撮影

最後に、野草についての振り返りとして、18種をブレンドした野草茶を味わいながら、田淵ゼミ(栄養学科)の学生が作成したスコーンでティータイムを楽しみました。このスコーンは、美咲町の地域振興菓子として取り組まれているものです。
 ツアーの様子 ツアーの様子 ツアーの様子
野草のレクチャー受けながらスコーンでのティータイムを楽しみ、参加者へのノベルティの風呂敷を紹介

リピーターの参加が増え、初参加のALTからも冬のツアーへの参加希望の声が上がるなど、プログラムへの関心が高まっています。大阪・関西万博の開幕が近づく中、今後もアウトリーチ自主ゼミナール(岡山県スチューデントアテンダント)の活躍が期待されます。

【担当教員】
保健福祉学部 看護学科 教授 関根 紳太郎(代表)
保健福祉学部 栄養学科 准教授 田淵真愉美
デザイン学部 ビジュアルデザイン学科 准教授 山下万吉