2024年8月29日

「病児保育あおやま」を訪問しました

令和6年8月、青山こどもクリニックに設置されている「病児保育あおやま」を訪問しました。
元国立病院機構岡山医療センター病院長で川崎医科大学小児外科教授の青山興司院長から、病児保育に対する熱い想いや設置の経緯、意義をお話しいただき、実際の保育場面の見学のみならず、高度な専門性を有する保育士の先生方との対話の場もいただきました。

集合写真

~訪問を終えての感想~

今回の学びを通して、その必要性ややりがい、家族の抱える通常の保育園では叶えることのできないニーズ、悩みも知ることができました。青山先生のお話からは子どもにかける大きな想いを受け取りました。無理に親が家庭で保育をすることがすべてではないという、核家族化が進み、家庭で抱え込んでしまいがちな現代の家族に関する問題を改めて知りました。「病気であっても子どもが安心していつも通り楽しく過ごせる場所、ここが嫌で預けられるのではなく楽しんで進んでここに来たいと、預けたいと思える場所」という言葉が印象に残りました。
子ども学科2年 大通菜々子


青山先生がおっしゃっていた「病児保育を始めてから、子どもたちみんなが笑顔になった」という言葉がとても印象的です。私は以前から、子どもたちに寄り添い、子どもたちの笑顔を引き出すことができる保育者になりたいと思っています。子どもたちに寄り添ったり、子どもたちの笑顔を引き出したりするために、自分自身ができることとして、何か特別なことをしてあげようと考えがちでした。しかし、今回青山こどもクリニックの病児保育士の方々の姿を見て、特別なことをして笑顔を引き出すのではなく、いつも通りの日常をともに過ごしていくことで、子どもたちの笑顔を引き出すことの重要性を肌で感じることができました。自分に足りていない力や考え方が明確になったので、これからも日々精進していきたいと思います。
子ども学科2年 田野花奈