2024年2月27日地域連携・研究デザイン学部工芸工業デザイン学科

倉敷まきび支援学校で笛吹ボトルのワークショップを開催しました

2月19日に岡山県立倉敷まきび支援学校で笛吹ボトルのワークショップを開催し、 知的障害部門中学部2年生21名が参加しました。
映像作家であり、大阪府立東淀川支援学校で授業を行っている亀井岳氏が、生徒と授業で行う内容について確認をし、まずは全員の自己紹介を行いました。

  

 

東海大学の吉田晃章准教授とBIZEN中南米美術館の森下矢須之館長が
古代アンデス地域や笛吹ボトルの歴史について、それぞれレクチャーをしました。
笛吹ボトルは口から空気を吸入したり、中に水を入れてボトルを揺らすことで音が出ます。
本学の真世土マウ准教授が、笛玉という球状の玉の大きさで音の高さが変わることなどを説明しました。

  

 

まずは今回制作する笛吹ボトルの実物を触ってその歴史を感じたり、ボトルを半分に割ったレプリカで内部の構造を観察しました。

  

 

いよいよ粘土を使った制作です。思い思いに形を作り、ボトルを仕上げていきます。

  

  

 

制作の後、自分たちが作ったボトルのイメージを発表しました。
「ひなまつり」「沿線」「筋トレ」など、様々なイメージが飛び交いました。

  

 

最後に講師の方々から講評をいただき、ワークショップが終了しました。
次回は焼きあがった笛吹ボトルをみんなで鑑賞します。

  

 

<担当教員>
デザイン学部 工芸工業デザイン学科 真世土マウ准教授

<取材>
地域創造戦略センター