2023年11月21日（火）、「自然と健康を科学する」をテーマに、スウェーデン農業科学大学（SLU）人間社会学科のPatrik Grahn教授による国際学術講演会をオンラインで開催しました。
本学とSLUは今年5月に大学間協定を結んでおり、締結後初の講演会となりました。

まず、近藤理恵 保健福祉学部長の開会挨拶のあと、同学部現代福祉学科 坂野純子教授から「Nature Based Therapy（NBT）の基本理論」について解説講義が行われました。

続いて、Patrik Grahn教授から「Nature Based Therapy in Alnarp」と題し、サルートジェネ健康生成論を基礎とする自然セラピーの理論と実践について講義がありました。
講義のあと、参加者からの多数の質問にGrahn教授が回答いただき、理解と交流を深めることができました。
（司会・通訳：難波久美子 特命教授）

今回の国際学術講演会に関連して、本学・副専攻「岡山創生学課程」授業の「地域保健福祉演習」では、NBTの考えをベースとした癒しのガーデンづくりに取り組んでいます。
11月18日（土）には、地域の子どもや保護者の方々と学生が一緒に、花の植え付けやベンチの製作を行いました。