2023年11月7日グローバル・留学ビジュアルデザイン学科附属図書館

ウクライナ文化紹介展示Ⅲ:伝統工芸品「ナミスト」の展示をしています

11月7日から、ウクライナの伝統工芸品「ナミスト」の展示を附属図書館にて行っています。

ナミストは、ウクライナで何世紀にもわたって女性が身につけてきた装飾品です。素材によって、また地域によって、様々な種類、呼び名、意味があります。ナミストは首元や袖口から悪いものが入ってくるのを防ぎ、身につけた人を守ってくれると信じられています。
初期の首飾りは、野菜、果物、穀物から取った種等で作られており、その後、石、金属、ガラスのビーズなどで作られるようになりました。さらに時代が進むと珊瑚、琥珀、真珠、ガラス、スモルト、ガーネットなどの高価な天然素材で作られるようになり、こうしたナミストは裕福な女性だけが手に入れることができました。また、素材だけでなく、ネックレスの列が多いほど裕福であるしるしとされていました。

ウクライナ支援を考えるデザイン学部学生有志グループ(マリチカ:Marichika)による紹介パネルと共に展示しています。

期間:2023年11月7日(火)~2023年11月30日(木)
場所:岡山県立大学附属図書館1階

紹介パネル[PDF 434KB]

 

お問い合わせ
ビジュアルデザイン学科 風早研究室
kazahaya.yuka●dgn.oka-pu.ac.jp 
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