2023年10月31日グローバル・留学デザイン学部ビジュアルデザイン学科

ワークショップ「ウクライナの伝統工芸品プィーサンキを作ろう」を開催しました

10月25日(水)に、ウクライナの伝統工芸品プィーサンキをつくるワークショップを開催しました。

本学デザイン学部によるウクライナの文化を広める取り組みの一環で、ウクライナの首都キーウ出身 神奈川県在住のテチャーナさんを講師として招いて3回のワークショップを開催し、本学学生や教職員、一般の方も含め約50名が参加しました。

プィーサンキは中身を除いた卵の殻に、ろうけつ染めで模様をつけて作る工芸品で、模様や色にはそれぞれ意味があり、ウクライナではお守りとして多くの人が持っています。
講師からは、ウクライナの歴史や言語についてもレクチャーがあり、参加者の一人からは「言語はその国のアイデンティティそのもので、文化を継承していくためにも守らなければならない存在だと感じました。」との声が聞かれました。
伝統工芸品づくりを通して、ウクライナの文化に触れ、関心を深める貴重な機会になりました。

ワークショップの様子 ワークショップの様子 ワークショップの様子 ワークショップの様子 作品 記念写真  

また同日に、本学附属図書館で100点以上のプィーサンキ、モタンカ(人形)、ナミスト(ネックレス)を展示しました。
展示作品 展示作品 展示作品 展示作品 展示作品 展示作品

参加者からの感想(一部抜粋)

  • 言語はその国のアイデンティティそのもので、文化を継承していくためにも守らなければならない存在だと感じました。
  • もっとウクライナという国の背景を知りたくなりました。
  • 完成するまでどんな柄になるか想像できなかったので、ドライヤーで蝋を溶かしたときは感動しました。
  • 伝統や文化が学べた気がします。ウクライナの平和が一日も早く訪れることを祈っています。
  • (図書館展示の作品)どれも精巧で手間のかかった素晴らしい工芸品だなと感動しました。

 

ワークショップ内で参加者に配布された「世界文化紹介冊子 CulCul」でもプィーサンキについて紹介しています。「CulCul」は本企画を担当した学生有志グループ「マリチカ:Marichika」が大学祭で販売するボルシチと合わせて配布するとともに、大学祭後は県庁、市役所、図書館等に配置予定です。

 

お問い合わせ
ビジュアルデザイン学科 風早研究室
kazahaya.yuka●dgn.oka-pu.ac.jp 
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