2023年10月12日グローバル・留学保健福祉学部子ども学科

韓国又松(ウソン)大学との国際学術交流会を開催しました

令和5年10月12日(木)13時30分~15時30分
テーマ「日韓の就学前教育施設における危機管理」
岡山県立大学 講師:高橋多美子教授
又松大学 講師:チョン・ヘリン准教授
司会:小畑千晴准教授

「日韓の就学前教育施設における危機管理」をテーマに、岡山県立大学からは髙橋多美子教授、又松大学からはチョン・ヘリン准教授がオンラインで講義をしました。その後、活発な質問や意見交換により学びを深めることができ、日韓の学生ともに貴重な交流の時間となりました。

子ども学科 参加人数:学生53人 教員4人

当日の様子 講演内容 講演内容

◆受講した子ども学科の学生の感想を一部紹介します。

  • 私は今回の学習で就学前施設における危機管理の重要性について改めて考えることができました。特に、防災教育を総合的な保育を通した体験的な学びによって展開することの重要性を知ることができ、興味深く感じました。遊びや生活の中から自然に知ったり考えたりできる環境の整備や保育教材の作成が、就学前の子ども達でも無理なく楽しく防災について学ぶことに繋がるのではないかと考えました。
  • 近年、地震や水害等、日本だけでなく世界中で自然災害が多く起こるようになりました。今回の授業で、個々人が防災への知識を得るだけでなく、地域社会で共生しながら未曾有の事態にも対応できるような柔軟な危機管理能力を身につけること、人々の防災意識を高める上で就学前施設や保育者が活躍できることが数多くあることを、意識するきっかけとなりました。
  • 未知のウイルスであったため、対応が日に日に変わり更新されていく中、様々な側面から考え、一番良い方法や対応を探していった過程を知りました。保護者や子どもだけでなく保育者の救済やケアも織り交ぜられていましたが、やはり、業務過多や政府と現場の感覚の不一致など困難さもあり、難しい課題だと感じました。オンライン開催とはいえ、違う国の同じ保育を学ぶ学生と一緒に授業を受けることができてとても刺激のある有意義な時間となりました。