2023年9月13日副専攻地域連携・研究ビジュアルデザイン学科

備中神楽・カパハカ交流プロジェクト2023の記念品を子どもたちと制作しました

備中神楽をニュージーランドへ ー

伝統舞踊「ハカ」で有名なニュージーランドの中でも、先住民マーオリの先住民で行う「カパハカ」と、総社の伝統芸能である備中神楽が共同演舞をして、相互の伝承活動を分かち合うプロジェクトである「備中神楽・カパハカ交流プロジェクト2023」が立ち上がり、ニュージーランドで記念品としてお渡しするオリジナルの手ぬぐいを本学の学生が地域の子どもたちの図案をもとに制作しました。

 

  
総社市の団体「英PLAY」の子どもたち等に手ぬぐいの柄の元となる図案を描いてもらいました。
副専攻吉備の杜「岡山創生学」課程の科目『地域創生演習』でボランティアで参加している学生もサポートを行い、50点以上の作品が集まりました。

 

  
子どもたちの図案から、手ぬぐいの図柄に反映するものを選ぶための審査会を開き、ニュージーランドからもオンラインで参加していただきました。
選ばれた図案をもとに、デザイン学部ビジュアルデザイン学科の学生が手ぬぐいの柄をデザインしました。

 

  
手ぬぐいができあがったタイミングで、審査の結果報告と贈呈式を行いました。
子どもたちの図案が巧みにデザインに活かされ、素敵な仕上がりになっていました。

 

  
ニュージーランドへの渡航後、プロジェクトメンバーによる報告会が行われ、現地のマーオリ族が手ぬぐいを巻いている写真も紹介されました。
共同演舞は成功に終わり、現地の子どもたちが描いてくれたイラスト入りの感想も紹介されていました。

本学では、今回の事業を契機に、11月17日 (金)にニュージーランドの方々を本学にお招きしてGLCセミナー(グローバルラーニングセンターセミナー)を開催するなど、新たな国際交流が始まります。

 

<事業主体>
備中神楽・カパハカ交流実行委員会
EITAKO 交流事業プロデューサー/英PLAY 代表 酒井 浩恵
EITAKO 交流事業プロデューサー/Te Ara Koiora 藤川 佳美

<本学関係者>
岡山県立大学共通教育部長
情報工学部情報通信工学科 教授 末岡 浩治

デザイン学部ビジュアルデザイン学科 教授 関崎 哲
デザイン学部ビジュアルデザイン学科3年 岩山 明日香 森安はづき  <印刷サークル>

地域創造戦略センター コーディネーター 黒川 しのぶ

関連リンク