2023年8月31日一般情報地域連携・研究

「大学見本市2023~イノベーション・ジャパン」に出展しました

「大学見本市2023~イノベーション・ジャパン」で本学の研究シーズ2件を出展しました

本イベントは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が主催するイベントで、全国の大学や公的研究機関等から創出された研究成果の社会還元、技術移転を促進すること及び実用化に向けた産学連携等のマッチング支援を実施することを目的とした国内最大規模の産学連携イベントです。
今年は、8月24日~25日の会期で東京ビッグサイトにて4年ぶりに対面で開催されました。

 

本学からの出展内容

本学からは、下記の2シーズを出展し、ショートプレゼンテーションにて各々5分間のスピーチも行いました。

【分野:食料・農林水産】
機能性表示食品届出に向けた機能性関与成分の特定
保健福祉学部 栄養学科 伊東 秀之 教授

今までに多くの薬用植物や食品中に含まれるポリフェノール成分の単離、化学構造の解明を行ってきており、市販では入手不可能な100種以上の化合物ライブラリーおよびそれらのスペクトルデータを保有しています。
機能性表示食品の届出に必要な機能性関与成分の特定に関して、これらの保有ライブラリーやスペクトルデータから、特にポリフェノール由来の機能性関与成分の特定およびを定量することができます。

                                     

 

【分野:情報通信】
人を引き込む身体的インタラクション・コミュニケーション技術
情報工学部 情報システム工学科 渡辺 富夫 特任教授

人は、単に言葉だけでなく、うなずきや身振りなど身体リズムを共有して、互いに引き込むことでコミュニケーションを円滑に進めています。
本システム・技術は、うなずきや身体動作の引き込み反応を発話音声から自動生成する本質的な身体的コミュニケーション支援技術です。
キャラクタやロボットなどのメディアに導入することで、ユーザに一体感とともに自然な発話やインタラクション促進効果、ユーザの語り掛けに対するかかわりが実感できるシステム構築に不可欠です。

                                       

 

技術相談等の支援

地域創造戦略センター 産学官連携部門 では、本学の学術研究情報・技術等の知的資源を地域社会へ還元するため、企業等の皆さまからの相談に随時、応じています。

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