2023年3月4日地域連携・研究建築学科

おかやま元気!集落事業「吉備中央町酒蔵再生プロジェクト」の報告会を行いました。

吉備中央町豊野地区の元大庄屋で、造り酒屋・診療所としても使われていた空き家の再生に向けて、昨年度より建築学科の教員と有志の学生が活動を進めています。

今年度は岡山県の「地域に飛び出せ大学生!おかやま元気!集落研究・交流事業」として、個人史インタビュー調査から空き家周辺の戦中から戦後、現在に至る地域の移り変わりを生きてきた人びとの暮らしをまとめ、その成果を去る2月28日の現地報告会で地域住民や地域行政に向けて発表しました。

空き家の掃除にはじまり、貴重な文化財の保護、そして住人のヒアリングから地域の歴史を紐解く冊子の作成に至るまでを、活動の感想を交えながら説明しました。約2年の活動の中で、地域の方とのコミュニケーションが深まり、会が終わった後も地域の地図を前に話は尽きず、和やかな時間が流れていました。

なお今年度の活動の様子はTwitterにて発信中です。

 

参加学生:

デザイン学部 建築学科
平野 優斗(4年)、米田 廉太郎(3年)
安食 翔太、太田 実里、高田 実希、西村 和奏(2年/発表者)
劒持 信彦、栗原 希緒、酒井 希実、高田 和樹(2年)

 

担当教職員:

デザイン学部 建築学科 准教授 穂苅 耕介(代表)
デザイン学部 建築学科 助教 原田 和典
地域創造戦略センター コーディネーター 黒川 しのぶ

 

豊野公民館で報告会を行いました


代表の学生が発表を行いました


地域住人と県や町の職員が参加


真剣に説明を聞く地域の方


地域の方による感想や質疑応答


自分達の学びにもなったという感想も


学生に労いの言葉をいただきました


質疑応答に丁寧に答えました


地図を囲むと昔話が止まりません