2020年4月7日工芸工業デザイン学科学生・教員の受賞情報

デザイン工学科の学生が「岡山モノづくり★学生アイデア・デザインコンテスト」でグランプリほか受賞

岡山県立大学デザイン工学部デザイン工学科の学生3名が、「岡山モノづくり★学生アイデア・デザインコンテスト」でグランプリほか受賞しました。

「岡山モノづくり★学生アイデア・デザインコンテスト」では、岡山県が岡山県内のものづくり企業から新商品開発など要望のあった9つのテーマに対するアイデア案やデザイン案を、高校生・大学生を対象に募集しており、すぐれた作品に岡山県が賞を授与するものです。

 

「岡山モノづくり★学生アイデア・デザインコンテスト」グランプリ

受賞題目:「きれいな空気を身に纏う~Mobile Oder-Soother-Soother~」

置き型としても、身に着けて持ち運んでも使用できる一般家庭用オゾン脱臭機。 普段は家庭に置き型として充電器に立てて置いておき、出かける際必要となった場合、すぐに取り外して持ち出せる。持ち運ぶ際はカラビナを引っかける、鞄に入れるなどして簡単に 24 時間消臭可能です。出先での消臭はスプレーや香水などが一般的であると考えるが、持ち運ぶオゾン脱臭機により、24 時間いつでも どこでも臭いを気にせず、自分も周りの人も快適に過ごせる空間を作り出せます。ターゲットとしては一般家庭、あるコミュニティ内での使用を想定している。 香水で体臭を消す文化のある外国人や、工場で働く方の作業着に取り付ける応用もできると考えます。

作品概要

■岡山県立大学 デザイン工学部 デザイン工学科
 製品・情報デザイン領域専攻4年 室山 瑞穂

(指導教員)
 岡山県立大学デザイン学部デザイン工学科
 非常勤特任教授 塚本 カナエ

 

 

「岡山モノづくり★学生アイデア・デザインコンテスト」優秀賞

受賞題目:「luster」

プレス加工で一枚の板から作られた杖です。一枚板による継ぎ目のない外観で若い女性にもおしゃれに使ってもらえるデザインです。耐久性の高い金属を素材として使うことで長い間使えます。今回、調査を進める中で、ファッションに興味を持っている人が「身に付けたい」と感じる杖がないことに気がつきました。杖というプロダクトは、身体の一部として機能を補うものです。そんな繊細なジャンルに足を踏み入れて良いものかと考えることもありました。そういった様々な学びも含め、今後はさらなる成長を目指し努めたいです。

作品概要

受賞者写真

■デザイン学部デザイン工学科2年 「デザインサークルPro.」所属
 吉迫 亮我 

(指導教員)
 岡山県立大学デザイン学部デザイン工学科 「デザインサークルPro.」顧問
 准教授 舩山 俊克

 

 

「岡山モノづくり★学生アイデア・デザインコンテスト」入選

受賞題目:「letter」

大切なものを手のひらサイズで活用出来るケース。ケースにはペン、メモ帳やパスポート、カード類などの貴重品を入れることができ、両端のカーブで落ちにくくなっている。波状の部分にはお札など紙類をはさみケース内を整理整頓できる。レターの形がお洒落で、持っていてファッションの一部にもなるケースである。誰にでも馴染むシンプルな形なので誰が持ってもお洒落に活用することができるのである。普段使いにも仕事使いにも、使うことの出来る幅が広いケースである。

■デザイン学部デザイン工学科2年
 垣内 琳果