2020年6月24日保健福祉学研究科学生・教員の受賞情報

本学院生(保健福祉科学専攻)が第74回日本栄養・食糧学会大会にて「トピックス賞」を受賞

岡山県立大学保健福祉学研究科保健福祉科学専攻(博士後期課程)2年のA.Yasmin Syaukiさんが、第74回日本栄養・食糧学会大会にて「トピックス賞」を受賞しました。トピックス賞は、話題性や実用性の高い研究成果を広く公開することによって、日本栄養・食糧学会が今後より一層社会に貢献することを趣旨として授与されるものです。

研究題目「低蛋白質摂取の食習慣をもつニューギニア島民の身体組成の調査」が第74回日本栄養・食糧学会大会のトピックス賞に選ばれました。低蛋白質摂取の食習慣をもつにもかかわらず、蛋白質低栄養状態を示さないニューギニア原住民の実態解明は、高齢化の進展とともに低栄養者が増加しつつある日本社会においても課題解決の糸口になるものと期待されます。さらに本研究は、本学と学術交流協定大学であるインドネシア・ハサヌディン大学の共同研究の成果でもあります。

 

第74回日本栄養・食糧学会大会 トピックス賞

賞状画像

 

 

研究題目「低蛋白質摂取の食習慣をもつニューギニア島民の身体組成の調査」

 

○共著者:A.Yasmin Syauki、小川 亜紀、Uli Rina Pelegia Simantjuntak、Ingrid Gloria Mangiwa、土井 美希、影山 鈴美、井上 里加子、Nurpudji A. Taslim、入江 康至

 岡山県立大学保健福祉学部栄養学科

 

(指導教員)

教員写真

■岡山県立大学保健福祉学部栄養学科
 教授 入江 康至
 メール yirie@fhw.oka-pu.ac.jp

専門分野:
臨床栄養医学・薬理学

研究の概要:
自らの臨床経験を活かし、高齢者、重症心身障害児(者)の低栄養やフレイル(心身の脆弱性)を腸内環境・腸内細菌叢の視点から解析し、健康長寿社会の実現を目指しています。

相談、共同研究可能なテーマ:
低栄養やフレイルに関連する食品、事業

 (教育研究者総覧から抜粋)