2022年7月22日看護学科学生・教員の受賞情報

名越恵美准教授(看護学科)が第27回日本緩和医療学会学術大会にて、優秀演題として表彰されました

第27回日本緩和医療学会学術大会にて、保健福祉学部看護学科 名越恵美准教授が発表した「循環器専門病院看護師の心不全患者に対する意思決定支援の実践」が、優秀演題として表彰されました。

 

第27回日本緩和医療学会学術大会 優秀演題

賞状画像循環器専門病院看護師の意思決定支援の実践を明らかにすることを目的として、700名の看護師に自記式質問紙で意思決定支援に関する実践を5件法で尋ね、276部の回収があった。
その結果、<患者・家族中心のケア>に向けての意識は高いが、一度実施施した意思決定支援の見直しは実施されにくい傾向にあった。
意思決定支援は、患者の状況に応じてその都度行われる必要があるが、心不全は、病みの軌跡の不明確さから、振り返りが行われにくいと考える。
適切な介入時期や介入方法の手がかりを再考するために、心不全患者・家族の意思決定支援において、実施後のリフレクションの必要性が明らかとなった。(R2年度WESCO学術振興財団研究助成を受けて実施。)

 第27回日本緩和医療学会学術大会
 会期:2022 /7/1-7/2(8/31までオンデマンド配信 )
 会場:神戸国際展示場 (ハイブリッド開催)