卒業生の声
水田美穂(2022年度修了生 テキスタイルデザイン)
菅公学生服株式会社
■仕事紹介
私は菅公学生服という制服メーカーで、制服の企画デザインを担当しています。
所属部署では、学生が実際に着用する制服のコーディネートからプレゼンテーション、決定後の広報活動まで幅広く携わっています。
また、エンブレムやボタンのデザイン、広報用イラストやグッズ制作、ファッションショーや展示のサポートなど、大学で学んだ知識や技術を活かせる場面も多くあります。
制服は学校のシンボルであり、生徒にとって誇りとなるものです。
そのため、先生や生徒の皆さんと一緒に「長く愛される制服」をつくりあげていくことに日々やりがいを感じています。
■学生時代について
・学生時代にやっておいて良かったこと
大学時代にやっておいて良かったことの一つは、多くの講義を受けたことです。政治や音楽、語学など普段は触れない分野にも挑戦することで、新しい視点や考え方を知ることができ、自分の成長につながったと感じています。大学は学びの場がとても充実していますので、ぜひ色々な講義に参加して視野を広げ、学びを楽しんでください。
・県大を志望した理由、県大の魅力
私は「絵本を作りたい」という思いから県大に入学しました。入学後デザインを学ぶ中で、素材や染色、プリント、織りといった造形表現にも関心を持ち、テキスタイル専攻を選びました。テキスタイル専攻後もキャラクターをモチーフにしたグッズ制作や絵本制作に取り組むなど、「やりたいこと」と「学びたいこと」を両立できたのは、県大ならではの魅力だと思います。
・受験生へのメッセージ
勉強やデッサン、面接対策など、受験の準備は本当に大変ですよね。でも、無理をしすぎず、ときには友達と過ごす時間も大切にしてください。頑張っている毎日は、きっと将来の自分の力になります。
そのときの想い出を写真に残しておくと、「あのときこんなに頑張れたんだ」と振り返ることができ、大学に進学してからも、社会人になってからも自信につながると思います。
皆さんを心から応援しています。