2026年11月4日現代福祉学科
竹本与志人教授(現代福祉学科)が、岡山県医療ソーシャルワーカー協会主催の指導者研修で講演を行いました
2026年10月31日、岡山県医療ソーシャルワーカー協会が主催する指導者研修において、保健福祉学部現代福祉学科の竹本 与志人教授が「人を育てるスーパービジョン」と題した講演を行いました。
本研修は、医療ソーシャルワーカーの指導者および管理職を対象に開催され、専門職の成長を支えるスーパービジョンの理論と実践について学ぶことを目的としたものです。講演では、Kadushinらが提唱したスーパービジョンの3機能(管理的機能・教育的機能・支持的機能)や、Hawkinsらによる「Seven-Eyed Model」を取り上げ、若手職員への効果的な支援や人材育成のあり方について解説しました。
また、医療ソーシャルワーカーを対象に実施した調査研究(JSPS科研費22K18558)の成果を紹介し、スーパービジョンが専門職のメンタルヘルスや職務継続意向に関連することを示すとともに、指導者が若手職員の心理的状況や援助関係(ソーシャルワーク関係およびスーパービジョン関係)に目を向けることの重要性について考察しました。
後半の演習では、認知症が疑われる独居高齢者の退院支援事例を用いながら、援助関係やパラレルプロセスを分析し、スーパーバイザーとして求められる支援のあり方について参加者同士で活発な意見交換が行われました。
本学科からは毎年多くの卒業生が医療ソーシャルワーカーとして医療現場で活躍しています。今後も医療ソーシャルワーカーをはじめとする福祉専門職の養成と現任者教育の双方に取り組み、地域の保健・医療・福祉の発展に貢献してまいります。
