2026年5月20日地域連携・研究現代福祉学科
第8回ソーシャルワーカーのためのリカレント研究会を開催しました
2026年5月8日、「第8回 ソーシャルワーカーのためのリカレント研究会」を開催し、権利擁護の現場で活躍する多くのソーシャルワーカーの皆様にご参加いただきました。
今回のテーマは 「ソーシャルワーカーのための意思決定支援」。講師を現代福祉学科の竹本与志人教授が務めました。自らの思いを言葉にすることが難しい方の意思をどう尊重し、支えていくかという、権利擁護実践の核心に迫る課題を取り上げました。
「意思が確認できない」のではなく「意思は表現されているが見えにくいだけ」——この視点の転換から研究会は始まりました。バイオ・サイコ・ソーシャルモデルなどの理論を土台に、本人の生活史や価値観から意思を読み解いていくプロセスが示されました。後半は、認知症(軽度〜重度)を中心に、多様な事例をもとに、言葉で意思を表せない方の「推定意思」をどう読み取るか、そして家族の苦悩そのものをどう支援対象として位置づけるかが議論されました。参加者からは「意思決定支援を『結果』ではなく『プロセス』として捉え直すきっかけになった」との声が寄せられました。

研究会の様子(参加者46名:オンライン受講者を含む)
今後も現場のソーシャルワーカーの皆様の学びを支えるリカレント教育の機会を継続し提供してまいります。次回の研究会は8月開催予定です。詳細が決定次第、本学HPで公表いたしますので、ぜひご参加ください。