11月25日に岡山県と共催で、県が策定した「岡山県環境基本計画 エコビジョン2040」について議論する「岡山県立大学環境ミーティング」を本学で開催しました。
　「岡山県環境基本計画 エコビジョン2040」は、2040年頃の目指す姿の実現に向けて様々な環境保全の取組みを長期的な視点で示しています。今回、より良い環境に恵まれた持続可能な社会を目指す姿として、山から海まで豊かな岡山を次世代へ継承するために、学生との議論を求める岡山県の呼びかけにより実施されました。岡山県職員4人と本学の共通教育科目「自然科学セミナーＣ」「環境科学論Ｂ」の受講生16人とがグループに分かれ、県の環境保全の将来像について議論しました。
　テーマは基本目標である「気候変動対策（緩和・適応）の推進」「循環型社会の形成」「安全・安心な生活環境の保全と創出」「自然と共生した社会の形成」の4つで、テーマ毎にグループに分かれ、大学生ができる環境保全対策について議論し、議論の結果を全体発表で共有しました。今回のミーティングをきっかけとして、県と協働して身近なところからより良い環境に恵まれた持続可能な社会の実現に向けた取組みが出来ればと思っています。

【担当教員】
保健福祉学部栄養学科
教授　伊東秀之