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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
多文化介護論
科目名(英文)
/Course
Multicultural Care Work
時間割コード
/Registration Code
13015901
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
保健福祉学科社会福祉学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
趙 敏廷
オフィスアワー
/Office Hour
趙 敏廷(水曜日(1限)通年 5105研究室)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/02/18
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
授業概略
介護を必要とする人の生活の個別性に対応するために、生活の多様性や社会とのかかわりについて理解する。また、多職種協働による介護を実践するために、様々な文化を背景とする介護人材との協働に求められる姿勢について理解する。

授業目的
1)介護を必要とする人の個別性と多様性について理解する。
2)個別性に配慮した介護実践に求められる知識・技術・視点について理解する。
3)異文化を背景とする介護人材との協働に求められる態度について理解する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
これまでに学習した講義や演習での内容を整理し、関連科目との繋がりを理解しておくことが必要である。

キーワード:人間、多様性、複雑性、多文化、高齢者、障がい者、生活機能分類、自立、地域性、生活習慣、外国人
履修上の注意
/Notes
・原則全出席が必須である。
・レポート課題は原則、期限内に提出することが求められる。関連科目とのつながりを理解し、整理しておくこと。
・参加型授業でである。積極的に課題やグループワークに取り組むこと。
教科書
/Textbook(s)
適宜資料を配付する
参考文献等
/References
1.増田雅暢、世界の介護保障〔第2版〕、法律文化社、2014.
2.成清美治、海外の介護保障を学ぶ、学文社、2015.
3.松本勝明、ヨーロッパの介護政策―ドイツ・オーストリア・スイスの比較分析 、ミネルヴァ書房、2011.
4.上坂冬子、中公文庫 慶州ナザレ園 - 忘れられた日本人妻たち (改版)、中央公論新社、2010.
5.石川 奈津子、海峡を渡った妻たち - ナザレ園・芙蓉会・故郷の家の人びと、同時代社、2001.
6. 最新介護福祉士養成講座3 介護の基本Ⅰ 中央法規
7. 最新介護福祉士養成講座4 介護の基本Ⅱ 中央法規
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
介護福祉士国家試験受験資格取得のための必須科目
高齢者が生きた時代背景に関心を持ち、関連情報を収集すること。
外国人高齢者や外国人介護人材について関心を持ち、関連文献をにふれること。
諸外国の介護事情について関心を持ち、関連文献にふれること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
介護福祉士国家試験受験資格科目
備考
/Notes
本科目は「実務経験のある教員による授業科目」又は「主として実践的教育から構成される授業科目」である。
その内容等については、次のアドレスの一覧表を参照。
https://www.oka-pu.ac.jp/guide/guide_detail/index/1860.html
本科目は、一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [多文化と介護]
生活支援の上で多文化を学ぶことの意義について理解し、文化、多文化の概念整理を行う。
適宜、必要に応じて配付
2 2 [介護を必要とする人の理解(1)]
高齢者の時代的背景(①社会的背景、②衣食住生活、③余暇生活)について各グループで調べる。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題
課題に取り組む。 適宜、必要に応じて配付
3 3 [介護を必要とする人の理解(2)]
各グループワークを行い、資料をまとめて冊子を作成する。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題、グループワーク
発表に向けて役割分担などについて各グループメンバーと事前に打ち合わせを行う。 適宜、必要に応じて配付
4 4 [介護を必要とする人の理解(3)]
各グループ毎に発表と意見交換をとおして、介護を必要とする人への理解を深める。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・プレゼンテーション
配布資料を活用し、予習・復習する。 適宜、必要に応じて配付
5 5 [人間の多様性・複雑性の理解(1)]
国内の様々な地域における地域性、生活文化などについて各グループで調べる。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題
課題に取り組む。 適宜、必要に応じて配付
6 6 [人間の多様性・複雑性の理解(2)]
各グループでグループワークを行い、資料をまとめて冊子を作成する。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題、グループワーク
発表に向けて役割分担などについて各グループメンバーと事前に打ち合わせを行う。 適宜、必要に応じて配付
7 7 [人間の多様性・複雑性の理解(3)]
各グループ毎に発表と意見交換をとおして、人間の多様性・複雑性について理解を深める。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・プレゼンテーション
配付資料を活用し、予習・復習する。 適宜、必要に応じて配付
8 8 [在日外国人高齢者に対する介護の実際(1)]
在日コリアン高齢者の介護実践に取り組みについて座談会を行い、参加する。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題、ディスカッション
事前課題を作成する。 適宜、必要に応じて配付
9 9 [在日外国人高齢者に対する介護の実際(1)]
講師との意見交換をとおして、異文化を背景とする人への介護実践に求められる知識・技術について理解を深める。
配付資料を活用し、復習する。 適宜、必要に応じて配付
10 10 [外国人介護人材との協働]
EPA外国人介護人材との受入と協働による介護実践について座談会を行い、参加する。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題、ディスカッション
課題に取り組む。 適宜、必要に応じて配付
11 11 [外国人介護人材との協働]
講師及び当事者との意見交換をとおして、異文化を背景とする人への介護実践に求められる知識・技術について理解を深める。
配付資料を活用し、復習する。 適宜、必要に応じて配付
12 12 [外国における多文化と介護(1)]
外国における高齢者・障害者の介護福祉の現状を紹介し、自国との共通点や相違点について理解する。
配付資料を活用し、復習する。 適宜、必要に応じて配付
13 13 [外国における多文化と介護(2)]
外国における高齢者・障害者の介護の現状について調べる。各グループでグループワークを行い、資料をまとめて冊子を作成する。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題
課題に取り組む。 適宜、必要に応じて配付
14 14 [外国における多文化と介護(3)]
各グループ毎に発表と意見交換をとおして、様々な国の文化の多様性と背景を知るとともに、介護の現状について理解する。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・グループワーク
配付資料を活用し、予習する。発表に向けて役割分担などについて各グループメンバーと事前に打ち合わせを行う。 適宜、必要に応じて配付
15 15 [まとめ]
多様な文化に配慮した介護実践に求められる介護福祉専門職の知識・技術・視点について理解を深める。
本授業では、以下のアクティブラーニングを採用している。
・プレゼンテーション
配付資料を活用し、復習する。 適宜、必要に応じて配付
16 16 [振り返り]
筆記試験
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 介護を必要とする人の個別性と多様性について理解を高める(D)
2 個別性に配慮した介護実践に求められる知識・技術・視点について説明できる(D)
3 異文化を背景とする介護人材との協働に求められる態度について説明できる(D)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート課題/assignment
1 介護を必要とする人の個別性と多様性について理解を高める(D)
2 個別性に配慮した介護実践に求められる知識・技術・視点について説明できる(D)
3 異文化を背景とする介護人材との協働に求められる態度について説明できる(D)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
60 40

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