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| 科目名/Course: 高齢者保健福祉学特別講義Ⅱ/ | |
| 科目一覧へ戻る | 2025/09/12 現在 |
| 科目名(和文) /Course |
高齢者保健福祉学特別講義Ⅱ |
|---|---|
| 科目名(英文) /Course |
|
| 時間割コード /Registration Code |
91141501 |
| 学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士後期課程 |
| 学科(専攻) /Department |
保健福祉科学専攻 |
| 担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○桐野 匡史 |
| オフィスアワー /Office Hour |
桐野 匡史(前期:月4、後期:水3) |
| 開講年度 /Year of the Course |
2025年度 |
| 開講期間 /Term |
前期 |
| 対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年 |
| 単位数 /Credits |
2 |
| 更新日 /Date of renewal |
2025/02/21 |
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
| オムニバス /Omnibus |
該当なし |
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
一般的に、ケアラー(carer)とは、公的な制度やサービスに基づく専門職ではなく、介護や看護、療育等を必要とする家族や親族、近親者等を無償でケアする人のことを指す。近年、こうしたケアラーの多様化に伴い、家族等のケアラーに対する支援の充足化が大きな課題となっている。 本講義では、家族等のケアラーが直面する生活課題や、ケアラーに対する支援のあり方について、国内外の先行研究や先進的な取り組みを参照しながら、文献抄読と併せて双方向的に学修することで、日本におけるケアラー支援のあり方について展望する。 |
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
要介護者等・家族介護者等の動向、ケアラー支援、推測統計学の基礎知識 |
| 履修上の注意 /Notes |
関連する図書や文献を読み、自ら理解を深めること。 |
| 教科書 /Textbook(s) |
使用しない |
| 参考文献等 /References |
池田心豪(2023). 介護離職の構造-育児・介護休業法と両立支援ニーズ. 労働政策研究・研修機構 木下康仁(2015). ケアラー支援の実践モデル. ハーベスト社. 三富紀敬(2016). 介護者支援政策の国際比較:多様なニーズに対応する支援の実態. ミネルヴァ書房. Twigg J, Atkin K(1994). Carers perceived : Policy and practice in informal care. Open University Press. |
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
授業中に紹介する参考文献を積極的に参照すること。 |
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本講義では、以下のアクティブラーニングを採用している。 ・ディスカッション ・プレゼンテーション ・課題 |
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない。 |
| 備考 /Notes |
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [オリエンテーション] ・講義の概要と留意点、シラバスについての説明等 |
資料を講読する | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
| 2 | 2 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー①] ・多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 ・最近の知見について解説する。 |
文献抄読の準備とレジュメの作成 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
| 3 | 3 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー②] ・多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
| 4 | 4 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー③] ・多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
| 5 | 5 | [多様化するケアラーの現状と課題に関する研究レビュー④] ・多様化するケアラー(ヤングケアラー、ダブルケアラー、ビジネスケアラー等)に関する論文を読み、それについての理解を発表する。 ・まとめの討議を行う |
同上 | |
| 6 | 6 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー①] ・諸外国のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 ・最近の知見について解説する。 |
文献抄読の準備とレジュメの作成 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
| 7 | 7 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー②] ・諸外国のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
| 8 | 8 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー③] ・諸外国のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 |
同上 | |
| 9 | 9 | [諸外国のケアラー支援の動向に関する研究レビュー④] ・諸外国のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解を発表する。 ・まとめの討議を行う。 |
同上 | |
| 10 | 10 | [日本におけるケアラー支援の動向・課題に関する研究レビュー①] ・日本のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 ・最近の知見について解説する。 |
文献抄読の準備とレジュメの作成 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
| 11 | 11 | [日本におけるケアラー支援の動向・課題に関する研究レビュー②] ・日本のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 |
同上 | |
| 12 | 12 | [日本におけるケアラー支援の動向・課題に関する研究レビュー③] ・日本のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 |
同上 | |
| 13 | 13 | [日本におけるケアラー支援の動向・課題に関する研究レビュー④] ・日本のケアラー支援に関わる制度・政策・施策等に関する論文または著書を読み、それについての理解や課題等を発表する。 ・まとめの討議を行う。 |
同上 | |
| 14 | 14 | [ケアラー支援条例の概観] ・ ケアラー支援条例の概要について概観し、学修する。 |
同上 | 適宜、パワーポイントの講義資料を配布する |
| 15 | 15 | [まとめ] ・ まとめの討議を行う ・ レポート課題を提示する |
レポート課題の作成、提出等 |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 多様化するケアラーの現状と課題について、近年の動向を踏まえて説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | ||||
| 2 | 国内外のケアラー支援の動向について把握し、課題の顕在化ができる。(A) | ○ | ○ | ○ | ||||
| 3 | 先行研究を批判的にレビューし、説明できる。(A) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
発表・プレゼンテーション | 期末レポート | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 多様化するケアラーの現状と課題について、近年の動向を踏まえて説明できる。(A) | ○ | ○ | ||||
| 2 | 国内外のケアラー支援の動向について把握し、課題の顕在化ができる。(A) | ○ | ○ | ||||
| 3 | 先行研究を批判的にレビューし、説明できる。(A) | ○ | ○ | ||||
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評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 50 | |||||