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| 科目名/Course: 成人看護学実習Ⅰ(3年後期)/Adult Health Nursing Practice Ⅰ | |
| 科目一覧へ戻る | 2025/09/12 現在 |
| 科目名(和文) /Course |
成人看護学実習Ⅰ |
|---|---|
| 科目名(英文) /Course |
Adult Health Nursing Practice Ⅰ |
| 時間割コード /Registration Code |
11B21102 |
| 学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
| 学科(専攻) /Department |
看護学科 |
| 担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○名越 恵美 , 坂元 直夏 |
| オフィスアワー /Office Hour |
名越 恵美(月曜日 5限 6402研究室) |
| 開講年度 /Year of the Course |
2025年度 |
| 開講期間 /Term |
後期 |
| 対象学生 /Eligible Students |
看護学科3年 |
| 単位数 /Credits |
3.0 |
| 更新日 /Date of renewal |
2025/02/19 |
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
| オムニバス /Omnibus |
該当なし |
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
概略:周手術期にある患者は、身体的・心理的に危機状況にある。このような患者に対して、周手術期の各期に、いかに一貫性のある看護を進めていくかが重要な問題となる。成人看護学実習Ⅰでは、手術患者の健康レベルに応じた看護を継続的に展開するために必要な、基本的知識・技術・態度を学習する。 目的:周手術期にある患者を全人的に捉え、看護者と患者の専門的援助関係を基盤に系統的アプローチを適用して、ヒューマンケアリングを実践するための基礎的能力を養う。 |
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
手術体験、ストレス、コーピング、インフォームド・コンセント、自己決定、院内感染対策、クリティカルケア、合併症予防、ボディイメージの変化、機能回復、QOL、社会資源 |
| 履修上の注意 /Notes |
積極的に臨床指導者とコミュニケーションをとって自己の看護について確認していくこと |
| 教科書 /Textbook(s) |
|
| 参考文献等 /References |
|
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
能動的に活動し,行動の構築を行いましょう. |
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
基礎看護学実習Ⅰ,Ⅱ、成人看護学Ⅰ~Ⅳ、看護アセスメント学、がん看護学を履修済みであること。 看護師(助産師)国家試験受験資格を取得するために必要な科目です。 |
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
|
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
本科目は「看護師の実務経験のある教員による授業科目」である。急性期看護の実務経験を活かして専門性の高い教育を行う。 |
| 備考 /Notes |
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [実習オリエンテーション] 急性期実習に出るための準備として、危険予知訓練、手術室の入り方、注意事項を知る |
実習関連文献を調べる | |
| 2 | 2 | [実習前演習] 周手術期に必要な技術について再確認し、演習を行う |
||
| 3 | 3 | [手術室実習] 手術室において麻酔の影響を受ける患者の看護の実際を知る |
手術体位、麻酔薬を調べる | |
| 4 | 4 | [病棟実習] 病棟挨拶、病棟オリエンテーションを受け、シャドウイングを行い、病棟の特徴を知る |
実習関連文献を調べる | |
| 5 | 5 | [病棟実習] 手術を受ける患者を受け持ち情報収集を行い、術前の患者の思いや呼吸機能、循環機能の把握をする。 |
呼吸機能検査、循環機能検査の確認 | |
| 6 | 6 | [病棟実習] 手術室への申し送りと手術室で受け持ち患者の手術による身体の変化とリスクを知る |
術中のポジショニング、低体温を調べる | |
| 7 | 7 | [病棟実習] 術後1日目の患者の回復過程を知り、看護を実施する |
ムーアの回復過程の障害期を確認する | |
| 8 | 8 | [病棟実習] 術後2日目の患者の疼痛コントロールと早期離床への援助を行う |
||
| 9 | 9 | [病棟実習] 術後3日目の回復過程を知り、術後合併症の予防を行う |
||
| 10 | 10 | [病棟実習] 退院に向けた援助を実施する |
社会資源を調べる | |
| 11 | 11 | [病棟のまとめ] 受け持ち患者を通して学習した内容をまとめ、発表を行い学びを共有し今後の課題を明確にする |
病棟の最終カンファレンス資料作成 | |
| 12 | 12 | [ICU,HCU、SCU実習] クリティカルな状況にある患者に対するユニットの特徴を知る |
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| 13 | 13 | [ICU,HCU、SCU実習] クリティカルな状況にある患者の観察やケアを看護師とともに行う |
||
| 14 | 14 | [記録の整理] 3週間を通した学びを整理し、まとめカンファレンスの準備を行う |
まとめカンファレンスの資料作成 | |
| 15 | 15 | [まとめ] 自己の看護を振り返り、ヒューマンケアリングの視点を持ちいて総括する |
実習の総括レポート作成 |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
倫理観 | 実践力 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 手術を体験する患者の人間的状況を理解し、患者が種々のストレスに対処するための援助ができる(術前看護)(D・G) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 2 | 手術室における患者の体験、看護師の役割について理解し、手術中の看護についての理解を深めることができる(術中看護)(D・G) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 3 |
手術後の患者を身体的・心理的・社会的側面から総合的に理解し、生命維持、機能回復のための援助ができる(術後看護)(D・G) |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 4 | 患者にとって手術体験はどのような意味があったかを患者と共に思考し、自分の看護を総括できる(総括)(D・G) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | カンファレンス | 実践 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 手術を体験する患者の人間的状況を理解し、患者が種々のストレスに対処するための援助ができる(術前看護)(D・G) | ○ | ○ | ○ | |||
| 2 | 手術室における患者の体験、看護師の役割について理解し、手術中の看護についての理解を深めることができる(術中看護)(D・G) | ○ | ○ | ○ | |||
| 3 |
手術後の患者を身体的・心理的・社会的側面から総合的に理解し、生命維持、機能回復のための援助ができる(術後看護)(D・G) |
○ | ○ | ○ | |||
| 4 | 患者にとって手術体験はどのような意味があったかを患者と共に思考し、自分の看護を総括できる(総括)(D・G) | ○ | ○ | ○ | |||
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評価割合(%) /Allocation of Marks |
40 | 20 | 40 | ||||