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| 科目名/Course: ディジタル通信方式論/ | |
| 科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
| 科目名(和文) /Course |
ディジタル通信方式論 |
|---|---|
| 科目名(英文) /Course |
|
| 時間割コード /Registration Code |
81A11301 |
| 学部(研究科) /Faculty |
情報系工学研究科 博士後期課程 |
| 学科(専攻) /Department |
システム工学専攻 |
| 担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○榊原 勝己 |
| オフィスアワー /Office Hour |
榊原 勝己(月曜日5時限(2405室に在室している場合はいつでも)) |
| 開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
| 開講期間 /Term |
前期 |
| 対象学生 /Eligible Students |
1年,2年,3年 |
| 単位数 /Credits |
2.0 |
| 更新日 /Date of renewal |
2024/02/27 |
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
| オムニバス /Omnibus |
該当なし |
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
次世代ディジタル移動体通信システムにおいて不可欠な要素技術である各種ディジタル変調方式,ガウス雑音通信路あるいはフェージング通信路における誤り率特性の解析手法、通信品質改善のためのダイバーシティ技術、自動波形等化技術等について講述する。本年度は特に、無線LAN規格IEEE 802.11のMAC層で採用されているDCFの解析手法に関して解説する。 |
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
携帯電話システム,無線LANシステムなどの無線通信システムに興味があることが望ましい. [キーワード] 移動体通信,フェージング,OFDMA,MIMO,携帯電話システム,無線LAN |
| 履修上の注意 /Notes |
|
| 教科書 /Textbook(s) |
使用しない. |
| 参考文献等 /References |
授業内で適宜紹介する. |
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
無線LAN関連は、様々な書籍が出版されているので参考にしてほしい。 |
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
|
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業科目は次のアクティブラーニングを採用している. ・振り返り(振返メモ) |
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
民間企業の総合研究所に勤務した経験を活かし,各種移動体通信システムとの関連を含めて説明する. |
| 備考 /Notes |
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 第1回 | [移動体通信の変遷] ・携帯電話システムを中心に,移動体通信の変遷を説明する. |
シラバスを読み,講義全体の内容を把握しておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 2 | 第2回 | [無線チャネルアクセス方式] ・有限で共通の通信資源である周波数を効率よく利用するためのアクセス方式の概要を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 3 | 第3回 | [ディジタル変調方式] ・様々なディジタル変調方式とビット誤り率特性を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 4 | 第4回 | [直接拡散符号分割多重化] ・3G携帯電話システムで利用されているDS-CDMA方式を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 5 | 第5回 | [OFDM] ・4G携帯電話システムで利用されているOFDM方式を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 6 | 第6回 | [マルチパスフェージング対策技術] ・移動体通信で利用されているマルチパスフェージングが発生する原因とその影響,対策の概要を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 7 | 第7回 | [ダイバーシチ、インターリーブ,自動波形等化技術] ・フェージング対策として広く利用されているダイバーシチ技術,インターリーブ法,自動波形等化技術の概要を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 8 | 第8回 | [MIMO] ・移動体通信の大容量化に向けたMIMO(Multiple-Input-Multiple-Output)技術を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 9 | 第9回 | [無線LANの標準化動向] ・1990年代以降に急速に普及した無線LANの標準化動向を説明する |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 10 | 第10回 | [IEEE 802.11系無線LAN(物理レイヤ)] ・無線LAN規格として普及しているIEEE 802.11系プロトコルにおける物理層プロトコルを説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 11 | 第11回 | [IEEE 802.11系無線LAN(MACレイヤ)] ・無線LAN規格として普及しているIEEE 802.11系プロトコルにおけるMAC層プロトコル(DCF)を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 12 | 第12回 | [IEEE 802.11 DCFの性能解析] ・マルコフ連鎖を用いたIEEE 802.11 DCF解析手法を説明する. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 13 | 第13回 | [アドホックネットワーク] ・アドホックネットワークの概要と,その将来展望を考える. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 14 | 第14回 | [無線センサネットワーク] ・無線センサネットワークの概要と,その将来展望を考える. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| 15 | 第15回 | [マルチメディア、ユビキタスネットワークへの対応] ・マルチメディア,QoS,ユビキタスネットワーク,IoTなど,次世代の移動体通信を考える. |
前回までの内容を必ず復習した上で出席すること.また,単元概要に関する内容をインターネット等で調べておくこと. | 必要に応じ配付する. |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ディジタル移動体通信システムにおける要素技術を説明できる(A) | ○ | ○ | |||||
| 2 | 無線LAN規格IEEE 802.11の概要を説明できる(A) | ○ | ○ | |||||
| 3 | 次世代ディジタル移動体通信システムに対する将来展望を持つことができる(A) | ○ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | 態度 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ディジタル移動体通信システムにおける要素技術を説明できる(A) | ○ | ○ | ||||
| 2 | 無線LAN規格IEEE 802.11の概要を説明できる(A) | ○ | ○ | ||||
| 3 | 次世代ディジタル移動体通信システムに対する将来展望を持つことができる(A) | ○ | ○ | ||||
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評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 | |||||