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| 科目名/Course: 認知症論/ | |
| 科目一覧へ戻る | 2024/09/10 現在 |
| 科目名(和文) /Course |
認知症論 |
|---|---|
| 科目名(英文) /Course |
|
| 時間割コード /Registration Code |
16200401 |
| 学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学部 |
| 学科(専攻) /Department |
現代福祉学科 |
| 担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○中村 光 |
| オフィスアワー /Office Hour |
中村 光(毎週月曜日5時限(6508個人研究室)) |
| 開講年度 /Year of the Course |
2024年度 |
| 開講期間 /Term |
後期 |
| 対象学生 /Eligible Students |
2年,3年,4年 |
| 単位数 /Credits |
2 |
| 更新日 /Date of renewal |
2024/02/22 |
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
| オムニバス /Omnibus |
該当なし |
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
認知症は脳の広範な損傷による知性の障害であり、医学的には、認知機能の重篤な障害によって自立が阻害された状態として定義される。認知症者の人とその家族を適切に支援するためには、認知症の人とその家族が抱える医学的・心理学的なさまざまな問題、および当事者を取り巻く社会的環境を理解する必要がある。 本講義では、認知症を広い視野から理解し、認知症の人が地域で一定の自立を果たし、生活の質を保って生活できるような適切な支援を行うための基礎的事項について学修する。 |
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
・ 人体の構造と機能、高齢者福祉の基礎。 |
| 履修上の注意 /Notes |
・ 関連する図書や文献を読み、自ら理解を深めること。 |
| 教科書 /Textbook(s) |
・ 使用しない |
| 参考文献等 /References |
・ 認知症ケア標準テキスト全5巻(日本認知症ケア学会編,ワールドプランニング) ・ 認知症疾患診療ガイドライン2017(日本神経学会監,医学書院) ・ 臨床認知症学入門(博野信次著,金芳堂) |
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
・ 上記以外の参考文献は授業中に随時紹介するので、積極的に参照してください。 |
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
・ 介護福祉士国家試験受験資格のための必修科目である。 |
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
・本科目では、次のアクティブラーニングを採用している:振り返り(小テスト)、発問。 |
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
・言語聴覚士の実務経験のある教員が、その実務経験を生かして事例検討のような教育を行う。 |
| 備考 /Notes |
・特記事項なし |
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [認知症を取り巻く状況1] ・ 知性と認知機能、その障害と認知症、認知症ケアの歴史と理念について学修する |
授業ノート、配布資料等で復習する | 単元1・2の資料(A4で15枚程度)を配布する |
| 2 | 2 | [認知症を取り巻く状況2] ・ 認知症の疫学(認知症者数とその推移など)、日本の認知症施策について学修する |
授業ノート、配布資料等で予習・復習する | |
| 3 | 3 | [認知症の医学的側面1] ・ 脳の構造と機能、脳の損傷について学修する |
同上 | |
| 4 | 4 | [認知症の医学的側面2] ・ 認知症の定義、診断基準と鑑別診断(正常加齢を含む)について学修する |
同上 | |
| 5 | 5 | [認知症の医学的側面3] ・ 認知症の原因疾患と症状について、変性疾患におけるそれを学修する |
同上 | |
| 6 | 6 | [認知症の医学的側面4] ・ 認知症の原因疾患と症状について、変性疾患以外におけるそれを学修する |
次回の小テストに備えて単元の復習をする | 単元3の資料(A4で15枚程度)を配布する |
| 7 | 7 | [認知症の心理学的側面と評価1] ・ 第1回~第6回の内容について小テストを行う ・ 認知症の症状と評価(重症度評価、簡易スクリーニング検査)について学修する |
授業ノート、配布資料等で予習・復習する | |
| 8 | 8 | [認知症の心理学的側面と評価2] ・ 認知症の症状と評価(中核症状とその評価)について学修する |
同上 | |
| 9 | 9 | [認知症の心理学的側面と評価3] ・ 認知症の症状と評価(BPSDとその評価)について学修する |
同上 | |
| 10 | 10 | [認知症の心理学的側面と評価4] ・ 認知症の症状と評価(ADL障害、介護負担感等)について学修する |
同上 | |
| 11 | 11 | [認知症の心理学的側面と評価5] ・ 認知症と関連障害(若年性認知症、軽度認知障害、進行性失語等)について学修する |
次回の小テストに備えて単元の復習をする | 単元4の資料(A4で10枚程度)を配布する |
| 12 | 12 | [認知症の予防と治療1] ・ 第7回~第11回の内容について小テストを行う ・ 認知症の予防について学修する |
授業ノート、配布資料等で予習・復習する | |
| 13 | 13 | [認知症の予防と治療2] ・ 認知症の治療(薬物療法)について学修する |
同上 | |
| 14 | 14 | [認知症の予防と治療3] ・ 認知症の治療(非薬物療法)について学修する |
同上 | |
| 15 | 15 | [認知症の予防と治療4] ・ 認知症の人と家族の心理について学修する |
定期試験に備えて全体的な復習をする | |
| 16 | 16 | [定期試験] ・ 定期試験を行う |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 認知機能の概要について理解し、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ○ | ||||
| 2 | 認知症の定義を正常加齢および関連障害と区別して理解し、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 3 | 社会問題としての認知症について理解し、その課題を考察して、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 4 | 認知症者とその家族が抱える問題について理解し、その課題を考察して、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 5 | 認知症に対する評価と支援の概要について理解し、その課題を考察して、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ○ | ○ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
小テスト | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 認知機能の概要について理解し、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ||||
| 2 | 認知症の定義を正常加齢および関連障害と区別して理解し、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ||||
| 3 | 社会問題としての認知症について理解し、その課題を考察して、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ||||
| 4 | 認知症者とその家族が抱える問題について理解し、その課題を考察して、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ||||
| 5 | 認知症に対する評価と支援の概要について理解し、その課題を考察して、説明できる。(C-2) | ○ | ○ | ||||
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評価割合(%) /Allocation of Marks |
85 | 15 | |||||