![]() |
| 科目名/Course: 保健医療ソーシャルワーク特論/ | |
| 科目一覧へ戻る | 2022/09/09 現在 |
| 科目名(和文) /Course |
保健医療ソーシャルワーク特論 |
|---|---|
| 科目名(英文) /Course |
|
| 時間割コード /Registration Code |
53212801 |
| 学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士前期課程 |
| 学科(専攻) /Department |
保健福祉学専攻 |
| 担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○竹本 与志人 |
| オフィスアワー /Office Hour |
竹本 与志人(前期は水曜日3限、後期は水曜4限になります。事前にアポイントを取っていただければ幸いです。) |
| 開講年度 /Year of the Course |
2022年度 |
| 開講期間 /Term |
前期 |
| 対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
| 単位数 /Credits |
2 |
| 更新日 /Date of renewal |
2022/02/15 |
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
| オムニバス /Omnibus |
該当なし |
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
授業概略と目的 ・保健医療領域を中心としたソーシャルワーク研究の方法論について、主に量的研究を中心に教授する。 ・具体的には研究の意義、臨床疑問と研究疑問の立て方、研究モデルの構築などの研究を進めるためのプロセス等について理解することを目的とする。 到達目標 ・保健医療領域を中心としたソーシャルワーク研究の意義について理解できる。 ・臨床疑問と研究疑問について理解できる。 ・研究を進めるためのプロセスを理解できる。 ・論文の批判的レビューの方法を習得できる。 ・研究事例を通して、分析方法を理解できる。 |
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords |
・社会福祉士養成課程における社会福祉調査に関する基礎的知識を有すること。 ・保健医療ソーシャルワークに関する基礎的知識を有すること。 |
| 履修上の注意 /Notes |
・社会福祉調査に関する図書を収集し、事前学習を行うこと。 ・保健医療分野のソーシャルワークに関する図書を収集し、事前学習を行うこと。 |
| 教科書 /Textbook(s) |
・杉山京・竹本与志人編著(2022)ソーシャルワーク実践のための量的研究法(大学教育出版) ※教科書に沿って授業を進める。 |
| 参考文献等 /References |
・日本医療社会福祉協会他(2017)保健医療ソーシャルワーク-アドバンスト実践のために-(中央法規出版) ・一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟編(2021)社会福祉調査の基礎(中央法規出版) ・平山尚ら(2003):ソーシャルワーカーのための社会福祉調査法(ミネルヴァ書房) ・岩田正美ら(2006):社会福祉研究法(有斐閣アルマ) ・福原俊一(2014):臨床研究の道標(健康医療評価研究機構) ほか |
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
・参考文献を熟読すること。 |
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
・特になし。 |
| アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
|
| 実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
|
| 備考 /Notes |
・前期の集中講義である(6月以降に開講予定) ・オンラインで授業を行う可能性がある。 |
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [オリエンテーション等] オリエンテーション等 |
教科書の熟読 | 教科書の補助資料 |
| 2 | 2 | [ソーシャルワーク実践における量的研究の意義] 量的研究は誰のためのものなのか 量的研究により何が明らかになるのか 量的研究の成果はソーシャルワーク実践にどのような変化をもたらすのか |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 3 | 3 | [量的研究の進め方①] 臨床疑問を設定する 研究疑問の設定とそのための構造化 研究疑問の確定のための文献的検討 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 4 | 4 | [量的研究の進め方②] 研究可能性の確認 研究モデルの構築 概念定義と尺度選定、研究デザインの決定 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 5 | 5 | [量的研究の進め方③] 調査の実施、データ収集・分析、結果の報告 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 6 | 6 | [他集団との比較により集団特性を把握する] 統計的仮説検定 統計的仮説検定に基づいた比較による集団特性の検討 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 7 | 7 | [集団の現象を測定する①] 集団の現象を測定するとは 既存の尺度による測定:尺度の選び方 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 8 | 8 | [集団の現象を測定する②] 尺度開発の方法 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 9 | 9 | [集団の現象の関連要因を探索する①] 相関分析による関連要因の検討方法 回帰分析による関連要因の検討方法 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 10 | 10 | [集団の現象の関連要因を探索する②] ロジスティック回帰分析による関連要因の検討方法 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 11 | 11 | [集団に起きている因果を可視化する①] パス解析を用いた因果関係モデルの検討方 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 12 | 12 | [集団に起きている因果を可視化す②] 構造方程式モデリングを用いた因果関係モデルの検討 多母集団同時分析による因果関係モデルの検討 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 13 | 13 | [集団を個人特性に着目して類型化する] 集団の特性に基づいて類型化するとは クラスター分析を用いた類型化の方法 潜在クラス分析を用いた類型化の方法 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 14 | 14 | [階層構造をもつデータの因果関係を検討する] 階層構造をもつデータの因果関係を検討するとは マルチレベル分析の適応と考え方 マルチレベル構造方程式モデリングを用いた因果関係モデルの検討 |
講義内容の復習 | 教科書の補助資料 |
| 15 | 15 | [まとめ] まとめ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識・理解 /Knowledge & Undestanding |
技能・表現 /Skills & Expressions |
思考・判断 /Thoughts & Decisions |
伝達・コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 保健医療領域を中心としたソーシャルワーク研究の意義について理解できる(A-1)。 | ○ | ○ | |||||
| 2 | 臨床疑問と研究疑問について理解できる(A-1)。 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 3 | 研究を進めるためのプロセスを理解できる(A-1)。 | ○ | ||||||
| 4 | 研究事例を通して、分析方法を理解できる(A-1)。 | ○ | ○ | ○ | ||||
| 5 | 目的に合った解析方法を選択できる(A-1)。 | ○ | ○ | ○ |
| No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
発表内容 | レポート | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 保健医療領域を中心としたソーシャルワーク研究の意義について理解できる(A-1)。 | ○ | ○ | ||||
| 2 | 臨床疑問と研究疑問について理解できる(A-1)。 | ○ | ○ | ||||
| 3 | 研究を進めるためのプロセスを理解できる(A-1)。 | ○ | ○ | ||||
| 4 | 研究事例を通して、分析方法を理解できる(A-1)。 | ○ | ○ | ||||
| 5 | 目的に合った解析方法を選択できる(A-1)。 | ○ | ○ | ||||
|
評価割合(%) /Allocation of Marks |
50 | 50 | |||||