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授業情報/Course information

科目名/Course: 論理回路/Logic Circuits
科目一覧へ戻る 2022/09/09 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
論理回路
科目名(英文)
/Course
Logic Circuits
時間割コード
/Registration Code
23186601
学部(研究科)
/Faculty
情報工学部
学科(専攻)
/Department
人間情報工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
森下 賢幸
オフィスアワー
/Office Hour
開講年度
/Year of the Course
2022年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2022/07/27
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
論理回路は,集積回路およびコンピュータハードウェアを理解するために重要な基礎科目の一つである.この講義の目標は,論理回路で構成できる各種機能の知識を習得することにより,回路図からの動作解析や基本的な論理回路の設計が実際にできるようになることである.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
離散数学のブール代数の知識
組み合わせ論理回路、順序回路、カルノー図、フリップフロップ、カウンタ
履修上の注意
/Notes
ブール代数の知識を利用するので,離散数学を履修していることが望ましい.授業計画にあげた項目に従って講義を行う予定であるが,番号は必ずしも一回分の講義に対応しているわけではない.
教科書
/Textbook(s)
「論理回路入門 第4版」浜辺隆二著,森北出版
ただし、「論理回路入門 第3版」浜辺隆二著,森北出版でも利用可
参考文献等
/References
「ディジタル情報回路」喜安善市監修 清水賢資著,森北出版
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
講義資料と同時に簡単な課題や宿題を課しているので、各自復習をよく行うこと.

資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
備考
/Notes
本科目は、一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある.
本授業では以下のアクティブ・ラーニングを採用している.
・課題(宿題等)
対面で期末試験を実施する予定であるが、状況によっては、レポートで対応する可能性がある.
試験を実施しない場合、授業回数の14回目で試験問題の代わりの最終レポートを提示し、15回目で、その解答例を示す.
・講義資料、課題レポート、レポート、ウェブテスト代替えレポート等の資料は、はっとりんの掲示およびレポート機能で配布するので、毎回、確認およびダウンロードすること.また、提出もすべてはっとりんのレポート機能を用いて期限を厳守すること.
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [論理演算とカルノー図]
ブール代数の復習と簡単化の代表的な手法であるカルノー図について述べる.
講義資料、レポート課題、
授業概要
2 2 [組み合わせ論理回路の設計]
論理回路の中で組み合わせ論理回路について設計方法を述べる.
講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
3 3 [集積回路と汎用基本IC]
論理回路と集積回路の関係について述べる.
講義資料、課題レポート、
前回のレポート解答例
4 4 [フリップフロップの種類と動作]
順序回路であるフリップフロップについて、RS、JK、D、Tの4種類のタイプとそれらの動作や回路設計について述べる.
講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
5 5 [順序回路の設計方法]
順序回路の基本的な設計手法について説明する.
講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
6 6 [順序回路の設計例(フリップフロップの設計)]
フリップフロップを例にとり、各フリップフロップを他のフリップフロップを用いて設計する方法を説明する。
講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
7 7 [順序回路の設計演習(フリップフロップの設計演習)]
前回の設計例に従って、実際に設計する演習を行う.
ウェブテスト代替えレポートの入力方程式の練習をすること. 講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
8 8 [同期式カウンタの設計]
順序回路の例として、同期式カウンタの設計手法を説明する.
ウェブテスト代替えレポートの特性方程式の練習をすること. 講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
9 9 [同期式カウンタの設計演習]
順序回路の例として、同期式カウンタの設計の演習を行う.
ウェブテスト代替えレポートの応用方程式の練習をすること. 講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
10 10 [演算回路(加減算器)]
組み合わせ論理回路の中で、加減算器について説明する.
ウェブテスト代替えレポートのカウンタの練習をすること.
ウェブテストの試験1を実施すること.
講義資料、課題レポート、
前回のレポート解答例
11 11 [加算器の高速化]
加算器の高速化のための手法について述べる.
講義資料、課題レポート、
前回のレポート解答例
12 12 [加算器の設計演習]
加算器を実際に設計する演習を行う.
ウェブテスト代替えレポートの試験2を実施すること. 講義資料、レポート課題、
前回のレポート解答例
13 13 [演算回路(乗算器)]
乗算器について、機能と回路構成について述べる.
講義資料、課題レポート、
前回のレポート解答例
14 14 [最新の設計手法]
最新の設計手法について紹介する.
講義資料
前回のレポート解答例
15 15 [対面での試験]
授業範囲での試験をする.
ウェブテスト代替えレポート全範囲と全講義範囲の復習を行うこと. 試験問題
16 16 [試験問題に対する解答]
試験問題の解答例を挙げ、授業内容への理解を深める.
試験解答例
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 組み合わせ論理回路の理解と設計方法の修得ができる(D)
2 フリップフロップの種類と機能に関する知識の習得ができる(D)
3 カウンタおよびレジスタの種類と機能に関する知識の修得ができる(D)
4 順序回路の設計方法の修得ができる(D)
5 演算回路に関する知識の修得ができる(D)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
課題レポート レポート ウェブテスト代替えレポート
1 組み合わせ論理回路の理解と設計方法の修得ができる(D)
2 フリップフロップの種類と機能に関する知識の習得ができる(D)
3 カウンタおよびレジスタの種類と機能に関する知識の修得ができる(D)
4 順序回路の設計方法の修得ができる(D)
5 演算回路に関する知識の修得ができる(D)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
30 20 30 20

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