シラバス参照

授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
健康心理学
科目名(英文)
/Course
Health Psychology
時間割コード
/Registration Code
00A42501
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
全学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
坂野 純子 , 名越 恵美 , 岡崎 愉加
オフィスアワー
/Office Hour
坂野 純子(木曜5時限(16時から17時30分、6507研究室)それ以外の曜日でも可能です。)
名越 恵美(月曜日 5限6402研究室)
岡崎 愉加(水曜日5限、他(在室時には対応可能)、6306研究室
)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
後期
対象学生
/Eligible Students
1年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/03/01
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
健康科学
オムニバス
/Omnibus
複数教員担当・オムニバス
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
健康には「身体,精神,社会(生活)」の3つの側面がある(WHO)。本授業では,健康生活に関わる心理(主に精神的・社会的側面)の基本的な仕組みを理解するとともに,健康生活(健康維持行動)を構築・評価・支援するための心理学的理論を学習する。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
これからの時代の保健医療の利用者・消費者になる学生にとって、健康を守り、環境や社会とのよりよい関係を築き、さらにそれをよりよく変えていく上で必要となる知識やスキルと見識ともいうべきクリティカル(科学的批判的な)な見方・考え方を学ぶことがますます重要になってきています。
本講義は、リベラルアーツとしての健康科学のなかで、保健医療の利用者・消費者としての学生をエンパワメントするための「健康心理学」をめざしています。
履修上の注意
/Notes
試験またはレポート課題および授業中の演習課題を評価の対象とする。
教科書
/Textbook(s)
使用しない
参考文献等
/References
関連する書籍等は適宜紹介する
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
本講義では、単に知識を提供したり解説を加えたりするだけではなく、各単元で取り上げている問題を学生に自分の問題として考え行動してもらうことを重視しています。そのために、学習者への問いかけや「あなた自身で(あなた自身を)チェックしてみてください」といった<レッツ・チェック>や<コラム>を随所に設けていきます。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
特になし
備考
/Notes
講義はオンデマンド形式で行う
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1~2 [健康とウエルビーイング]
健康・病気の新しい見方、「疾病自己責任論」を超えて
2 3 [健康リスクへのアプローチ]
健康リスク要因と行動・予防,各発達段階における健康リスクとその対応
3 4 [健康な社会づくり]
支援的環境と健康な社会づくり
4 5~6 [現代生活とストレス]
ストレッサーとストレス,汎適応症候群,心理社会的ストレスモデル,ストレス・コーピング,ストレスマネジメント
5 7 [リスク要因としてのパーソナリティ]
心疾患・抑うつとパーソナリティ(タイプA行動パターン,敵意・攻撃性,タイプD),がんとパーソナリティ(タイプC)
6 [健康生成モデル]
首尾一貫感覚、ストレス対処の原動力SOC
7 9 [行動と健康]
健康維持行動に関する諸モデル
レポートまたは試験
8 10 [女性と健康]
女性における健康問題,母性に関する健康問題
9 11 [性、生殖と健康]
愛するということ、いろいろな生き方と結婚、新しい命をはぐくむ
10 12 [家族と健康]
家族という存在、あなたにとって家族とは、ライフサイクルと家族
レポートまたは試験
11 13 [高齢者と健康]
高齢者の身体的・精神的・社会的健康とは,スピリチュアルヘルス
12 14 [死の文化と健康]
死について考えることの大切さ、現代医療と死、死の文化と社会
13 15 [ヘルスケアシステムの現状と問題点]
社会的システムとメンタルヘルスケア
レポートまたは試験
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 健康心理学の実践活動の基盤となる理論・モデルを理解することができる(A)
2 健康な生活に関する心理・行動・環境要因を理解し,課題を整理することができる(A)
3 健康な社会に関する心理・行動・環境要因を理解し,課題を整理することができる(A)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
参加態度 レポート
1 健康心理学の実践活動の基盤となる理論・モデルを理解することができる(A)
2 健康な生活に関する心理・行動・環境要因を理解し,課題を整理することができる(A)
3 健康な社会に関する心理・行動・環境要因を理解し,課題を整理することができる(A)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
60 20 20

科目一覧へ戻る