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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
数学C(解析学)
科目名(英文)
/Course
Mathematics C
時間割コード
/Registration Code
00A41001
学部(研究科)
/Faculty
共通教育
学科(専攻)
/Department
情報通信工学科,デザイン工学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
小松 弘明
オフィスアワー
/Office Hour
小松 弘明(火曜日5時限 情報工学部棟1階 2101室)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
情報通信工学科1年,デザイン工学科2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/02/28
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
自然科学
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
情報工学の基礎として,1変数関数の微分積分法を講述する.計算技術の習得及び数学的思考力の強化を目指す.高等学校で学んだ1変数関数の微分積分法を復習する.極限の概念を正確に理解させ,定理の厳密な証明を与える.さらに,テイラーの定理,不定形の極限値,種々の関数の微分・積分,広義積分などを学習する.
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
高等学校で学んだ数学(特に数学Ⅲの微分,積分)の理解と計算力を必要とする.
キーワード: 極限,微分,積分
履修上の注意
/Notes
教科書
/Textbook(s)
「微分積分概論[新訂版]」高橋泰嗣・加藤幹雄 著,サイエンス社
参考文献等
/References
「詳解 微分積分演習」加藤幹雄,柳研二郎,三谷健一,高橋泰嗣 著,サイエンス社
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
授業は理論展開が中心です.各自教科書の問題を解くことによって理解を深めること.丸暗記は無意味です.疑問点は担当教員に質問してください.
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
本科目は,すべてオンライン授業(オンデマンド)にて実施する.
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している.
・課題
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [実数の連続性,数列の極限]
数列の極限の厳密な定義を与え,実数の連続性の下に数列の基本的な性質を述べる
数列の極限の定義は直観的ではなく分かりづらいが,無限を回避した知恵を味わいましょう 実数の連続性に関する資料
2 2 [関数の極限,連続関数]
関数の極限の厳密な定義を与え,連続関数の基本的な性質を述べる
前回に続き,先人の知恵を味わいましょう なし
3 3 [逆関数,基本的な極限]
単調な連続関数は逆関数をもつことを示した後,逆三角関数を導入する
逆三角関数の扱いに習熟しましょう 逆三角関数に関する宿題
4 4 [微分係数と導関数]
微分係数と導関数の復習
宿題以外にも微分を練習しましょう 微分に関する宿題
5 5 [平均値の定理,関数の増減]
平均値の定理を証明し,その応用として,関数の増減と導関数の符号との関係を調べる
関数の増減と微分との関係を理解して,宿題を解きましょう 関数の増減に関する宿題
6 6 [不定形の極限]
関数の極限値を求めるのに有用なロピタルの定理を紹介する
ロピタルの定理を使えるようになりましょう 不定形の極限に関する宿題
7 7 [高次導関数,テイラーの定理]
高次導関数にかかわるテイラーの定理を証明し,関数のテイラー展開について述べる
高等学校では学んでいません.専門科目で利用されます.よく理解しましょう なし
8 8 [関数の凹凸,変曲点]
凸関数の一般的な定義を与え,それと微分係数との関係を調べる
関数の凹凸を理解し,微分との関係に習熟しましょう なし
9 9 [微分法の総括]
前回までの授業に関する演習を行い,理解を深める
なし
10 10 [不定積分]
不定積分に関する復習
積分を練習しましょう なし
11 11 [ 積分のテクニック]
置換積分,部分積分,漸化式を利用した不定積分の計算手法を述べる
宿題以外にも積分を練習しましょう 積分に関する宿題
12 12 [有理関数と三角関数の積分]
有理関数の積分方法と,それを利用した三角関数等の積分について解説する
沢山練習しましょう 有理関数と三角関数の積分に関する宿題
13 13 [定積分]
高等学校で学んだ定積分よりも一般的なリーマン積分を紹介する
微分積分学の基本定理で示すように,定積分の計算は高等学校で学んだものと同じです.練習しましょう なし
14 14 [定積分の図形への応用]
平面図形の面積,曲線の長さ,曲線の曲がり具合を示す曲率について述べる
積分の応用を練習しましょう なし
15 15 [広義積分]
定積分を拡張した無限積分等を扱う
定積分の極限値という考え方を理解して,宿題を解きましょう 広義積分に関する宿題
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 極限概念を理解できる(A)
2 微分を理解し,その計算と応用ができる(A)
3 積分を理解し,その計算と応用ができる(A)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
課題
1 極限概念を理解できる(A)
2 微分を理解し,その計算と応用ができる(A)
3 積分を理解し,その計算と応用ができる(A)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
100

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