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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
大学で学ぶ
科目名(英文)
/Course
Studies at University
時間割コード
/Registration Code
00A34101
学部(研究科)
/Faculty
共通
学科(専攻)
/Department
共通
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
高橋 吉孝
オフィスアワー
/Office Hour
高橋 吉孝(火曜4限 6208研究室(在室時はいつでも可) ytaka●fhw.oka-pu.ac.jp
)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
第1クォーター
対象学生
/Eligible Students
1年,2年,3年,4年
単位数
/Credits
1.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/04/19
使用言語
/Language of Instruction
日本語
共通カテゴリ
/Category
修学基礎
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
「大学で学ぶ」は全学部の新入生に対して、学長を初めとする本学内外の経験豊かな講師が「生きた素材」をもとに学問に出会い今日に至るまでの道のりや、大学で学習するうえで身につける必要のあるスキルの重要性などを、具体的に語る授業である。大学や地域社会で学ぶことや教養を身につけることの意義に始まり、学術情報の収集技法、情報リテラシー及び語学との関わり方など、新入生がこれから学びを通じてキャリアを築いていく上で必要な具体的テーマについて盛り込む。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
本学の教育理念の理解が必要
履修上の注意
/Notes
・全ての授業において出席確認を行うとともに、レポート提出が課せられるため注意のこと。
・講義中は静粛に努めるとともに、集中力・傾聴力を高めること。
・レポートが未提出の場合や授業内容の理解に基づいていない場合には、大幅な減点を予定するので、注意のこと。
教科書
/Textbook(s)
・各授業で随時、視聴覚教材等により提示する。
参考文献等
/References
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
本授業では単に大学生としての心構えやスキルを学ぶだけでなく、人間として成長する上での心構えやその多様なあり方について幅広く学ぶ。日頃から書物や自然に親しみ、人とのリアルなコミュニケーションを積極的に行うことで、授業内容が真の理解に至ると考える。本学の教育理念である人間・自然・社会の関係性の追求を念頭に、他者理解と自己認識の営みを継続していただきたい。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
本科目はすべてオンデマンド型のオンライン授業で実施する。
本科目は以下のアクティブラーニングを採用している。
・提出されたレポートから学生の質問や意見を担当者が適宜抜き出し、それに対する回答やコメントとともに掲示板に掲載
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [賢く生きる雑草に学ぶ]
AIやIoTが急速に発達して簡単に情報が得られる現在、「知の拠点」である大学で学ぶ意義は何か?情報化できない知と体験を得る場が大学であることをコロナ禍で再認識させられたが、ぶれない自分を形成することが重要である。折しも、本学では「雑草型人材」を育てるプロジェクトがスタートする。「雑草」から未来社会に生きる哲学を学んでみよう。(沖 陽子 学長)
2 2 [(1) 図書館の活用方法 (2) 健康で豊かな大学生活を送るために]
(1) 大学附属図書館の意義や機能についてよく理解し、その活用を通して今後の学修や自己成長にどう役立てるかについて考える。また、本講義の復習として、別途案内する「図書館ガイダンス」に参加し、図書館を実践的に活用する方法を身につける。(山下 広美 附属図書館長, 田中 智子 附属図書館図書班司書長)
(2) 大学生が社会から求められている資質・能力と、それらを培うために設けられている本学の健康・スポーツ教育との関係性を理解すると共に、生涯にわたって健康で豊かな生活を送るために、今からできることを考える。また、本学のスポーツ施設や保健室,学生相談室(ほっとルーム)等について理解を深める。(高戸仁郎 健康・スポーツ教育推進室長)
3 3 [(1) 岡山創生学+吉備の杜(もり)創造戦略プロジェクト~社会連携教育のリニューアル~ (2) グローバル時代に生きる県大生へ]
(1)本学の副専攻は、入学~3年次生までを対象とした「岡山創生学」で実施してきたが、今年度から3年次生~大学院生を対象とした「吉備の杜(もり)創造戦略プロジェクト」を増設することで、持続可能な地域の未来が展望できる雑草型人材を育てる社会連携教育へとリニューアルする。本講義では「岡山創生学」と「吉備の杜創造戦略プロジェクト」について説明した上で、地域貢献や社会貢献の意義について学ぶ。(末岡 浩治 副学長(社会連携・国際担当))
(2) グローバル社会で活躍できる人材が求められている。グローバル化が進む日本において求められることは、英語などの外国語能力や国際感覚、高いコミュニケーション能力であり、それを身につけることの意義を学ぶ。一方で、海外のグローバル社会に身を置いた時に求められることは、日本についての知識とその深い理解、そしてそれを十分に発信できる能力であり、それを身につけることの意義について学ぶ。こうした国内外のグローバル社会で働くことができる人となるためのグローバル型学習について紹介し、在学中に経験する海外研修の意義について学ぶ。(伊藤 照明 グローバルラーニングセンター長)
4 4 [人間力]
実社会と向き合う原動力である人間力の育て方、姿勢のもち方について考える。(片岡 聡一 総社市長)
5 5 [全学講義~グローバル人材育成に関する考察~]
グローバル経済社会で通用し、更にはリーダーシップが発揮できる人材の需要が高まる中、近年グローバル人材が不足することを懸念する演者が、その育成において求められることを論ずる。(西村 眞 客員教授)
6 6 [(1) リベラル・アーツ教育の意義 (2) 専門教育と研究 ~論理的思考力の醸成~]
(1) リベラル・アーツとは「学士課程において、人文科学・社会科学・自然科学の基礎分野を横断的に教育する科目群・教育プログラム」とされる(Wikipediaより)。科学技術の発展やグローバル化によって複雑化し、急速に変化する現代社会で活躍するには、特定領域の専門知識を身につけるだけでは不十分である。リベラル・アーツ教育を通して、実行力、判断力、論理性など多くの「基礎力」を身につけるとともに、必要な知識を融合して応用する能力を育て、解決すべき問題に対して様々な角度から柔軟にアプローチできる総合的な知力を養うことの大切さを学ぶ。(田中 晃一 共通教育部長)
(2) まず論理的思考とはどのようなことであるのかについて身近な例から理解した後、論理的思考力の醸成に対する専門知識の重要性や必要性について学ぶ。続いて、研究とは何か、個人的な興味と社会からの要請の二つの視点から理解した上で、専門教育への動機づけとして、専門教育の知識が具体的にどのように応用・展開されるのかについて学ぶ。最後に、その具体的な体験の場として、OPUフォーラムでの教員による研究紹介の場を紹介する。(有本 和民 学術研究推進センター長)
7 7 [(1) キャリアについて考える (2) 社会を意識した大学時代の考え方と就職]
(1) 日々の選択の積み重ねが自身の様々な能力向上や進路につながるというイメージを持ち、大学での授業や課外活動を通じて知識や経験を獲得していくことの重要性や必要性について学ぶ。目標設定と振り返りのための具体的なツールとして「キャリアカルテ」の活用について説明する。(石井 裕 キャリア形成支援部門長)
(2)4年後または6年後に社会人として自立することになる、また、今年から選挙権を持つことによって社会とのかかわり方が大きく変わる事となる皆様が、大学生活において学問以外の社会人としての基礎をどのように学ぶべきかを共に考えたい。また、その結果のひとつとして重要な就職に対する考え方と本学の支援体制について説明をする。(伊藤 信之 就職支援部門長)
8 8 [情報倫理とセキュリティ]
高高度情報社会である現代は「情報」を検索・利用・発信する場面に溢れている。この「情報」はその利用の仕方・され方によって益にも害にもなり得、気づかないうちに加害者にもなり得る。本講義では、利用に際して考慮すべきことや気を付けるべきことについて学ぶとともに、スマートフォンやパソコンなどの情報機器やそれらを介して利用するネットワークを活用するうえで必要となるセキュリティについて学ぶ。(岡山県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課)
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 本学附属図書館の活用法について、蔵書検索の方法を含めて説明できる(修学基礎)
2 自身の身体的、精神的健康の維持を目的とした生活習慣の改善方法と学内施設の活用方法について述べることができる(修学基礎)
3 社会貢献の意義と、副専攻の履修の重要性について説明できるとともに、グローバル感覚を身に付けることの意義と、その手段としての語学学習ならびに海外研修参加への意欲について述べることができる(修学基礎)
4 実社会を生きる上で必要な人間力について、自らの考えを述べることができる(修学基礎)
5 教養と専門を学ぶにあたっての論理的思考力の醸成の重要性について説明できる(修学基礎)
6 自らの将来を見据えたキャリアカルテの活用方法と就職相談室の利用方法について説明できる(修学基礎)
7 インターネットを利用する際のリスクとその回避方法について説明できる(修学基礎)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
提出レポート
1 本学附属図書館の活用法について、蔵書検索の方法を含めて説明できる(修学基礎)
2 自身の身体的、精神的健康の維持を目的とした生活習慣の改善方法と学内施設の活用方法について述べることができる(修学基礎)
3 社会貢献の意義と、副専攻の履修の重要性について説明できるとともに、グローバル感覚を身に付けることの意義と、その手段としての語学学習ならびに海外研修参加への意欲について述べることができる(修学基礎)
4 実社会を生きる上で必要な人間力について、自らの考えを述べることができる(修学基礎)
5 教養と専門を学ぶにあたっての論理的思考力の醸成の重要性について説明できる(修学基礎)
6 自らの将来を見据えたキャリアカルテの活用方法と就職相談室の利用方法について説明できる(修学基礎)
7 インターネットを利用する際のリスクとその回避方法について説明できる(修学基礎)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
100

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