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授業情報/Course information

科目一覧へ戻る 2021/09/22 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
デザイン史特論Ⅱ
科目名(英文)
/Course
Special Topics in History of Design Ⅱ
時間割コード
/Registration Code
30530001
学部(研究科)
/Faculty
デザイン学部
学科(専攻)
/Department
デザイン工学科、造形デザイン学科
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
北山 由紀雄
オフィスアワー
/Office Hour
北山 由紀雄(前期:水曜日5限/3506研究室、後期:金曜日3限/3506研究室)
開講年度
/Year of the Course
2021年度
開講期間
/Term
第4クォーター
対象学生
/Eligible Students
1年(2020年度入学生以前),
単位数
/Credits
1.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2021/02/18
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
モダンデザインの成立にも寄与する写真というメディアが、いかにしてその自身の特性を理解し活用するのに至ったかについて論じる。また、高い忠実再現性を持つ複製技術の成立が放った影響について、自己表現と記録性、社会的有用性とそこから派生する問題という観点からその歴史と共に理解を深めていく。
写真の成立から今日に至るまでの表現性の変遷について理解すると共に、その影響についても知識を得て、表現するということに対する姿勢について自身の考えを構築することを目的とする。
履修に必要な知識・能力・キーワード
/Prerequisites and Keywords
デザインに限らず、近代史に関する知識があることが望ましい。
履修上の注意
/Notes
30分以上の遅刻、無断早退は欠席として扱う。
教科書
/Textbook(s)
参考文献等
/References
海野弘「モダン・デザイン全史」,株式会社美術出版社,2002
澤本徳美「写真の語り部たち」,ペリカン社,2001
飯沢 耕太郎 (監修)「カラー版 世界写真史」,美術出版社,2004
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
図書館等を通じて,授業外でも積極的に画像資料(作品集)に接するよう心掛けること。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
備考
/Notes
この授業は、2021年度までの開講となる。
本科目は、一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。
・課題(宿題等)
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [モダンデザインと写真の発明]
イントロダクションとして、モダンデザインと写真との関係を説明する。その上で、写真の発明について論じる。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
2 2 [絵画主義写真からの脱却]
黎明期写真に対する芸術論と、そこから発生する絵画主義写真について説明する。さらに、絵画主義から脱却していくプロセスについて論じる。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
3 3 [ノイエ・フォト]
絵画主義から、今日の写真の基礎的な考え方を構築したノイエ・フォトグラフィについて、その動因、光学的な機能の活用、さらにその考えを理論的に明らかにしたモホリ=ナギの主張について論じる。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
4 4 [政治と写真]
写真の伝達能力が認知され、政治的に写真が活用されることとなる。このことについて、リースとハイン、F.S.A.の試みとその効果について論じる。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
5 5 [写真ジャーナリズムについて]
グラフジャーナリズムの台頭と、それによる影響について、雑誌「LIFE 」を中心に取り上げて論じる。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
6 6 [決定的瞬間]
20世紀の写真家として、多大な影響を世界の写真家に与え、未だにその影響を放つ写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンを取り上げ論じる。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
7 7 [写真印刷の進化]
写真技術を起源とする写真印刷法の変遷とその特徴について、オンデマンド印刷を含め論じる。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
8 8 [写真集による表現]
写真集による表現について解説する。
授業の内容をまとめるとともに、授業内容に関連することについて調査し、自身の考えとしてまとめる。 オンライン授業実施の場合は、パスワード付PDF資料を配付
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識・理解
/Knowledge & Undestanding
技能・表現
/Skills & Expressions
思考・判断
/Thoughts & Decisions
伝達・コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 写真の成立から今日に至るまでの表現性の変遷について基礎的内容を説明できる
2 写真の影響について説明できる
3 表現するということに対する姿勢について自身の考えを構築し説明できる
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート 受講態度
1 写真の成立から今日に至るまでの表現性の変遷について基礎的内容を説明できる
2 写真の影響について説明できる
3 表現するということに対する姿勢について自身の考えを構築し説明できる
評価割合(%)
/Allocation of Marks
90 10

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