|   シラバス参照 | 
| 科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 | 
| 科目名(和文) /Course | 離散数学 | 
|---|---|
| 科目名(英文) /Course | Discrete Mathematics | 
| 時間割コード /Registration Code | 22147801 | 
| 学部(研究科) /Faculty | 情報工学部 | 
| 学科(専攻) /Department | 情報システム工学科 | 
| 担当教員(○:代表教員) /Principle Instructor (○) and Instructors | ○滝本 裕則 | 
| オフィスアワー /Office Hour | 滝本 裕則(木曜5限, 2608室) | 
| 開講年度 /Year of the Course | 2021年度 | 
| 開講期間 /Term | 後期 | 
| 対象学生 /Eligible Students | 1年次生 | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 更新日 /Date of renewal | 2021/08/30 | 
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction | 日本語 | 
| オムニバス /Omnibus | 該当なし | 
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives | 離散数学は,情報科学やコンピュータサイエンスの基礎数学であり,有限のシステムを研究の対象とする離散系の数学である.本講義では,コンピュータサイエンスに必要となる数学的な概念,記法,論法の基礎を学習する.数学的な記号や図を用い,考えていることを記述する技法を身につける.また,直観的なイメージを得る,論理的に分析・説明する技法を身につける.さらに,それらの数学的な技法を電子情報通信分野の具体的な話題と関連させ,より理解を深める. | 
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords | 前提とする数学知識は中学・高校で修得したもので充分である.しかし,従来と違った手法・方法論を学ぶためには演習および例題の解法が重要である.よって,講義内で多くの問題を解いてもらう.また,復習は必ずやるようにお願いしたい. 科目キーワード: 集合と論理,関係と写像,代数系,グラフ | 
| 履修上の注意 /Notes | 特になし | 
| 教科書 /Textbook(s) | 石村 園子,「やさしく学べる離散数学」,共立出版 | 
| 参考文献等 /References | |
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework | 予習として,事前に教科書の該当部分を確認しておくことが望ましい.また,これまでの数学とは異なる部分もあるので教科書の問題を自分で解くことによって理解を深めてほしい. | 
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License | |
| 備考 /Notes | 本科目では以下のアクティブラーニングを採用している. ・振り返り(小テスト) ・課題(レポート) | 
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) | 単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description | 時間外学習 /Preparation and Review | 配付資料 /Handouts | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1~2 | [集合] 講義全体について概要を説明する.また,集合の記法と基本的な演算について確認する. | 今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 2 | 3 | [論理] 基礎的な論理としての命題論理を理解する.また,命題間の演算である論理演算を学ぶ. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 3 | 4 | [証明] いろいろな証明法、背理法について学ぶ。 | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 4 | 5 | [関係] 集合を用いて関係を定義し,その性質を知る.特殊な関係である順序関係と同値関係について理解する. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 5 | 6~7 | [関係の表現・同値関係] 関係を表す方法,集合に関する関係の特別な性質について学ぶ. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 6 | 8 | [写像] 写像の定義,性質について理解する. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 7 | 9 | [代数系] 2項演算と代数系の基本的な性質について学ぶ. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 8 | 10 | [半群と群] 代数系に定められた構造のひとつである半群と群について理解する. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 9 | 11~13 | [グラフ] グラフの基本的な性質といくつかのグラフ構造を学ぶ. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 10 | 14 | [有限オートマトン] チューリング機械を簡素化した有限オートマトンについて学ぶ. | 前回までの内容を復習.今回内容に関して教科書の該当箇所を事前に確認. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| 11 | 15 | [まとめ] 講義全体のまとめを行う. | 前回までの内容を復習. | 授業資料(レジュメ)を適宜配布. | 
| No. | 到達目標 /Learning Goal | 知識・理解 /Knowledge & Undestanding | 技能・表現 /Skills & Expressions | 思考・判断 /Thoughts & Decisions | 伝達・コミュニケーション /Communication | 協働 /Cooperative Attitude | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 集合と論理について理解し,適切に表現することができる.(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 2 | 関係と写像について理解し,説明することができる.(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 3 | 代数系について理解し,説明することができる.(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
| 4 | グラフ理論の概要について理解し,説明することができる.(D) | ○ | ○ | ○ | ○ | 
| No. | 到達目標 /Learning Goal | 定期試験 /Exam. | レポート | 小テスト・学習態度 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 集合と論理について理解し,適切に表現することができる.(D) | ○ | ○ | ||||
| 2 | 関係と写像について理解し,説明することができる.(D) | ○ | ○ | ||||
| 3 | 代数系について理解し,説明することができる.(D) | ○ | ○ | ||||
| 4 | グラフ理論の概要について理解し,説明することができる.(D) | ○ | ○ | ||||
| 評価割合(%) /Allocation of Marks | 0 | 40 | 60 | ||||