|   シラバス参照 | 
| 科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 | 
| 科目名(和文) /Course | 計算機アーキテクチャ | 
|---|---|
| 科目名(英文) /Course | Computer Architecture | 
| 時間割コード /Registration Code | 22145701 | 
| 学部(研究科) /Faculty | 情報工学部 | 
| 学科(専攻) /Department | 情報システム工学科 | 
| 担当教員(○:代表教員) /Principle Instructor (○) and Instructors | ○横川 智教 | 
| オフィスアワー /Office Hour | 横川 智教(前期:火曜4限,後期:火曜3限) | 
| 開講年度 /Year of the Course | 2021年度 | 
| 開講期間 /Term | 前期 | 
| 対象学生 /Eligible Students | 3年次生 | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 更新日 /Date of renewal | 2021/03/03 | 
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction | 日本語 | 
| オムニバス /Omnibus | 該当なし | 
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives | コンピュータの利用形態は,ネットワークを介した複数のコンピュータの共同あるいは協調利用に変貌している.しかし,コンピュータを有効に利用するためには,その構造・動作原理・性能を理解しておく必要がある.コンピュータはソフトウェアとハードウェアにより構成されるが,その性能は,CPUのクロック周波数,メモリの容量だけでなく,CPUにどのような機能を持たせるのか,メモリをどのように使用するのかにより,大きく異なってくる.本講義では,後者に焦点を絞って,コンピュータのハードウェア構造とその有効利用法について学ぶ. | 
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords | 履修に必要な知識・能力:「計算機工学入門」「データ構造とアルゴリズム」および「論理回路」で学習する,コンピュータの概念的な構造,論理回路の構造等に関する知識. | 
| 履修上の注意 /Notes | |
| 教科書 /Textbook(s) | 「コンピュータシステムの理論と実装 ―モダンなコンピュータの作り方」(Noam Nisan, Shimon Schocken (著), 斎藤 康毅 (訳),オライリージャパン) | 
| 参考文献等 /References | 「コンピュータアーキテクチャの基礎」(柴山 (著),近代科学社) 「計算機アーキテクチャ」(齋藤,大森 (著),オーム社) | 
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework | 授業で配布した資料について,復習すること. | 
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License | |
| 備考 /Notes | 【授業形態】本科目は,試験以外はすべてオンライン授業(オンデマンド方式)にて実施する. 【アクティブラーニング】本科目では,以下のアクティブラーニングを採用している. ・グループワーク・ペアワーク ・振り返り(小テスト,ミニッツペーパー,オンラインチャット等も含む) ・課題(宿題等) | 
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) | 単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description | 時間外学習 /Preparation and Review | 配付資料 /Handouts | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1〜2 | [ブール論理] ブール代数,論理ゲート,ハードウェア記述言語,シミュレーションについて学習する. | ||
| 2 | 3〜5 | [ブール算術] 加算器,ALU について学習する. | ||
| 3 | 6〜8 | [順序回路] 順序回路の基礎として,D-フリップフロップについて学び,D-フリップフロップで実現されるレジスタ,メモリ,カウンタの構造について学習する.フリップフロップの実装について学び,レジスタメモリとカウンタの実装方法について学習する. | ||
| 4 | 9〜10 | [機械語] コンピュータの抽象的構造について学び,バイナリコードとニーモニックの関係について学習する.コンピュータを動かすためのコマンドについて学び,算術演算と論理演算,メモリアクセス,分岐命令について学習する.Hack 機械語の仕様について学び,アドレス命令と計算命令,シンボル,入出力操作について学習する. | ||
| 5 | 11〜13 | [コンピュータアーキテクチャの基礎] プログラム内蔵方式とノイマン型アーキテクチャについて学習する.そして,コンピュータを構成するメモリ,CPU,レジスタ,入出力とその構造について学習する. | ||
| 6 | 14〜15 | [コンピュータの実装] Hack ハードウェアの仕様について学び,CPU,命令メモリ,データメモリとそれらから実現されるコンピュータの構造とその実装について学習する. | ||
| 7 | 16 | [期末試験] 理解度の確認を行う. | 
| No. | 到達目標 /Learning Goal | 知識・理解 /Knowledge & Undestanding | 技能・表現 /Skills & Expressions | 思考・判断 /Thoughts & Decisions | 伝達・コミュニケーション /Communication | 協働 /Cooperative Attitude | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | コンピュータの構造について理解し,説明できる(D) | ○ | ○ | |||||
| 2 | コンピュータを構成する要素とその機能について理解し,説明できる(D) | ○ | ○ | |||||
| 3 | コンピュータを動かす命令とその表現方式について理解し,説明できる(D) | ○ | ○ | |||||
| 4 | コンピュータの実現方法について理解し,実装できる(D) | ○ | ○ | 
| No. | 到達目標 /Learning Goal | 定期試験 /Exam. | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | コンピュータの構造について理解し,説明できる(D) | ○ | |||||
| 2 | コンピュータを構成する要素とその機能について理解し,説明できる(D) | ○ | |||||
| 3 | コンピュータを動かす命令とその表現方式について理解し,説明できる(D) | ○ | |||||
| 4 | コンピュータの実現方法について理解し,実装できる(D) | ○ | |||||
| 評価割合(%) /Allocation of Marks | 100 | ||||||