|   シラバス参照 | 
| 科目一覧へ戻る | 2021/09/22 現在 | 
| 科目名(和文) /Course | 材料力学Ⅱ | 
|---|---|
| 科目名(英文) /Course | Strength of MaterialsⅡ | 
| 時間割コード /Registration Code | 22142901 | 
| 学部(研究科) /Faculty | 情報工学部 | 
| 学科(専攻) /Department | 情報システム工学科 | 
| 担当教員(○:代表教員) /Principle Instructor (○) and Instructors | ○尾崎 公一 | 
| オフィスアワー /Office Hour | 尾崎 公一(金曜5限,2106室) | 
| 開講年度 /Year of the Course | 2021年度 | 
| 開講期間 /Term | 後期 | 
| 対象学生 /Eligible Students | 2年次生 | 
| 単位数 /Credits | 2.0 | 
| 更新日 /Date of renewal | 2021/03/01 | 
|---|---|
| 使用言語 /Language of Instruction | 日本語 | 
| オムニバス /Omnibus | 該当なし | 
| 授業概略と目的 /Cource Description and Objectives | 部材に生じる応力とひずみを扱う材料力学は機械工学の重要な基礎の一つである.本講義の主な内容は,実構造における多軸応力問題の基礎である組合せ応力,ひずみエネルギーを用いた応力解析法,様々な荷重形態に対する材料の強さと使用応力に関連する部分である.この講義の目的は,応力の解析法と様々な破壊様式に対する材料の強さを理解し,機械の設計に必要な基礎能力を養成することである.講義では,常に実構造問題への応用力を身につけることを意識する. | 
| 履修に必要な知識・能力・キーワード /Prerequisites and Keywords | 数学,物理の基礎と弾性変形の理解が必要になるので,「微分方程式」,「力学Ⅰ」,「材料力学Ⅰ」さらに「機械物理学実験」における関連テーマを,また,材料の構造と組織に関する科目である「工業材料」を履修していることが望ましい.特に「材料力学Ⅰ」については,その知識を前提に講義を進めるので,十分に復習しておくこと. | 
| 履修上の注意 /Notes | 関数電卓を持参すること. | 
| 教科書 /Textbook(s) | 「材料の力学」(冨田・仲町・中井・上田,朝倉書店). | 
| 参考文献等 /References | |
| 自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework | 教科書等を活用し,各回の授業の前後には必ず予習・復習すること.教科書の演習問題や図書館に所蔵されている材料力学の演習書を利用し,実際に問題を解いてみること.材料力学Ⅰの内容にも十分に習熟しておくこと. | 
| 資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License | |
| 備考 /Notes | 本科目は,一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある 本授業では以下のアクティブラーニングを採用している ・課題(宿題等) | 
| No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) | 単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description | 時間外学習 /Preparation and Review | 配付資料 /Handouts | 
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | [序論] 材料力学Ⅱについて概説する. | 授業内容の予習 | |
| 2 | 2~3 | [組合せ応力] 主応力と主せん断応力,モールの応力円について学び,次いで,三軸応力,弾性係数間の関係,曲げねじりについて学ぶ. | 授業内容の予習・復習 | |
| 3 | 4~6 | [ひずみエネルギー] 単軸応力によるひずみエネルギーと衝撃応力,マックスウェルの定理とその応用,カスティリアノの定理とその応用について学ぶ. | 授業内容の予習・復習 | |
| 4 | 7~10 | [材料の強さと使用応力] 降伏とひずみ硬化,残留応力,応力ひずみ図の理想化と弾塑性解析について学ぶ.次いで,応力集中,疲労,クリープの基礎について学び,破損と破壊に関する法則と使用応力について学ぶ. | 授業内容の予習・復習 | |
| 5 | 11~12 | [柱] 偏心軸圧縮荷重を受ける短柱,核,偏心軸圧縮荷重を受ける長柱,長柱の座屈(オイラー式)について学ぶ. | 授業内容の予習・復習 | |
| 6 | 13~14 | [円筒] 薄肉円筒および厚肉円筒の応力・ひずみ解析法,焼ばめ,組合せ円筒について学ぶ. | 授業内容の予習・復習 | |
| 7 | 15 | [総括] 授業内容全般について総括する. | 授業内容の復習 | |
| 8 | 16 | [期末試験] 記述式試験 | 
| No. | 到達目標 /Learning Goal | 知識・理解 /Knowledge & Undestanding | 技能・表現 /Skills & Expressions | 思考・判断 /Thoughts & Decisions | 伝達・コミュニケーション /Communication | 協働 /Cooperative Attitude | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 簡単な組合せ応力状態について解析できる(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
| 2 | ひずみエネルギーを用いて変形を求めることができる(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
| 3 | 安全率を考慮した強度設計ができる(E) | ○ | ○ | ○ | ||||
| 4 | 座屈の基本的特性を説明できる(E) | ○ | ○ | ○ | 
| No. | 到達目標 /Learning Goal | 定期試験 /Exam. | レポート・小テスト | 学習態度 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 簡単な組合せ応力状態について解析できる(E) | ○ | ○ | ○ | |||
| 2 | ひずみエネルギーを用いて変形を求めることができる(E) | ○ | ○ | ○ | |||
| 3 | 安全率を考慮した強度設計ができる(E) | ○ | ○ | ○ | |||
| 4 | 座屈の基本的特性を説明できる(E) | ○ | ○ | ○ | |||
| 評価割合(%) /Allocation of Marks | 70 | 20 | 10 | ||||